■ 午前様

c0067706_5532442.jpg


昨日は広島へ出張
そう言えば 5月1日も広島にいた
緑井で「海を飛ぶ夢」を観た この日も「映画の日」で1,000円だったから 日付までよく覚えてる
今夜は鷹野橋で「スカーレットレター」
この映画に出ているイウンジュが亡くなった日も広島にいた
新天地で「オペラ座の怪人」を観ているときに ケイタイにそれを知らせるメイルが入った
だから今夜は「スカーレットレター」を選んだ
感想は 後日の本館に譲るとして
イウンジュも これが遺作では ちょっとたまらんかなぁ
ラストに続くトランクのシーン あれは精神的にかなりまいってしまいそう
それにしても ハンソッキュウにはかつてのカリスマ性がっすっかり失われている
どこか壊れているのか それとも...
う~ん 出る作品をもっと選ぶべきではないだろうか?

で 結局 門戸の拙宅に戻って来たのが
珍しいことに“午前様” (これってもう死語なんでしょうかね?)

それにしても 大阪は暑いぞ
深夜で このむっとした空気はいったい...
6月に入ったとたんに もう熱帯夜か?

 ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □

■ 最近読んだ本
ようやく 文庫本にもチャレンジできるようになりました

■「迅雷」 黒川博行 文春文庫 ISBN:416744707X
『ここ数年で最も「面白かった本」を教えてくれ』 と言われたら
何作かを挙げるけど まずこの著者の「国境」 間違いない
結構な大枚で 手に取るのを躊躇される方もいらっしゃるかもしれないけれど
間違いなく ページを繰る手が止まらなくなる
請け合います!
「疫病神」から「国境」に続く二ノ宮・桑原コンビの大活躍は是非一度お読みください!

で その黒川博行の文庫の新刊がこの「迅雷」
ヤクザの親分を誘拐して身代金を奪おうという ちょっと荒唐無稽なお話し
それが コレひょっとしたら出来るかもしれへんな と読者に思わせるとこがミソ
ゲラゲラ笑うようなものではないけど
読了後に 思わずニヤッとしてしまう方も少なくないでしょう
小説を読んでいるというよりも 講釈や漫談を聞いているかのような
そんな感じになりますね
一気に読めます

■「流星ワゴン」 重松清 講談社文庫  ISBN:406274998X
数ヶ月前に文庫入りしたのを知り 喜んで買ったのに
例の老眼ショックで そのまま“積読(つんどく)”になっていた
昨日の朝 そのことを思い出して ディバックに忍ばせて出掛けた
広島との新幹線の往復 その時間で一気に読んでしまった

なんだか身につまされる思い
「人生の分岐点」やら「後悔」なんて文字がどんどん出てくる
筆者は間違いなく稀代のストーリーテラー
着想も良く テンポもいい
それに 悔しいけど いちいち説得力がある
男と女の仲 これも永遠の謎なんだけど
父親と息子の仲も これまた 永遠のテーマなんですね

はっきり言ってオススメ!
さすがに各界から高い評価を受けていただけあります

読み進めながら 考えていたのは
この作品は ホンダが協賛というかバックアップして 映画化されるかもしれない
(ひょっとしたら もう動きはじめてるのかな?)
じゃぁ 誰にどの役を演じさせようか? ってこと
監督は 富樫森さんがいいな
それはさて置き この本は本当にオススメです 今すぐ書店さんへ!
[PR]
# by hangzhou21 | 2005-06-02 05:55 | けんちゃな日記 | Comments(2)

■ 李朝園

c0067706_5284468.jpg


「ボクは服装にはちょっとうるさい」と自分では思っている

実際は 面倒くさがりだし だらしないので 
おしゃれでもなんでもない

それでも ジャケットなら 段返りの三つボタンでパッチポケット
出来るなら シャツもボタンダウンで ネクタイはレジメンタル
裾を絞ったコットンパンツに 足元はコインローファー...
スーツだって予算が許せば アメリカントラッドスタイルで誂える

中学や高校生の頃は VANの紙袋を小脇にかかえて トアロードを闊歩したものだ
愛読書は もちろん MEN'S CLUB(もちろん立読み)

最近は トラッドというかIVYスタイルの頑固さに身を包んでいる人が少なくなった
以前なら阪急の車内にも 一人や二人 普通にそんな人を見かけたのにな
これも 時の流れなのか それとも 時代の趨勢なんでしょうか

ボクも ボタンダウンのシャツを着ることがめっきり減った
(最近のお気に入りは「ホリゾンタル」という ちょっと小さ目の襟)

そんなことを考えるのも 先日 石津謙介さんが亡くなったからか
ある意味 教祖だったんだな この人
ボクにとって VANは教科書だった...
石津さん ご心配なく 
少なくとも ボクはトラッドをもうしばらくは守りますから

 ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □

■ 昨日のお昼

昼前に職場を出て 日が高いうちに 四天王寺さんの近くへお邪魔する用事があった
梅田からなら谷町線で一本だけど 東梅田歩くのは面倒臭い
西梅田から大国町経由で 天王寺まで行って 歩いて戻ろうか
でも これも面倒くさい!
西梅田でなんばまで行って千日前線だと...
そうや 谷九を通る ここで降りて 腹ごしらえをする時間がある 
きっと 四天王寺さんまでバスが走っているだろう
で 谷九で途中下車 ハイハイタウンへ向かう

ここのB1にある「李朝園」というコリアンダイニングへ
ふむふむ なかなかリーズナブルなお値段
迷わず テンジャンチゲセット(600円)
ボクにはちょうどのボリューム
ちびっとコクがなかったような気がするけど 美味しかった
だいいいち このテンジャンチゲがメニューにあるお店はそう多くない!
ビビンパブや冷麺を召し上がっている方が多かったですね

お店の半分はダイニング もう半分は乾物(袋物)系の食材が並んでいて
ありゃ お気に入りの「イカピーナッツ」のお菓子が!
これを 日本で見るのは始めて 
嬉しくって 袋に500ウォンって印刷してあるのに 100円で買ってしまいました
インスタントラーメンも マッコリも豊富
これで タンベも売ってあったらいいのにな(それは無理か)

このお店は 本館の「けんちゃな帳」へ遊びに来てくださるケイケイさんに教えていただきました
手頃なお店です 味もまずまず だいいち お客さんが多いのがその証拠
オススメできるお店だと思います!

近いうちに 夜の部にお邪魔して
サムギョッサルに挑戦して レポートしたいと思います

■ 今日の写真

仁川空港 到着ロビーを抜けると
韓国中へ向かうバス乗り場がズラリ
韓国の方もバスがお好きですね
このバス停は 「他の県行き」
停まっているバスは大田行き
公式時間は3時間20分だけど 実質2時間半で
大田の市内まで駆け抜けます
[PR]
# by hangzhou21 | 2005-06-01 05:41 | けんちゃな日記 | Comments(0)

■ 手水(ちょうず)

c0067706_6583712.jpg


暑くなってきたので
ネコパラでも ねこたちが水をよく飲む
石をくりぬいた手水入れ(この表現合っているかな?)があって
そこに溜まっている水を飲んでいる(ここ以外にも水はあるのだけど)

が その水が結構汚れているので
最近 タワシとバケツに二杯の水を用意する
(実は お墓に備え付けてある 水道もここにある)
柄杓で 汚れた水を汲み出して捨て タワシでごしごし
その後 キレイにしてからバケツの水を注ぐ

パラのネコたちは「何をしているのかな?」って見ていたけど
最近は このオヤジがゴシゴシしたら 水が飲めると理解したらしく
キレイになった手水入れへ 器用に上って水を飲む
しばらくすると 小鳥たちも来て
先日は ヒヨドリが水浴びをしていた

この手水を汚すのは「誰やねん!」と思って観察していると
どうやら カラスの仕業らしい
かちかちに硬くなったパンをどこかからくわえてきて
ここで水に浸して軟らかくして食べている(頭いいな!)
そのパンくずや 糞が 手水の中にあって腐って水を汚す

毎日ぱらへ行けるわけではないので
行けない日は 汚れたまんま
まぁ それも仕方ないか

寒さが厳しい頃は どのネコにもそれなりの緊張感が漂っていたけれど
最近は だらけて寝そべっている
その姿を見ていると 「あぁ だりぃ~!」と言っているよう
これから まだまだ暑くなるに 今から だらだらしていて お前ら大丈夫か?

写真はまだ公開できないけど 
ぱらにも子猫ちゃんがちょろちょろと登場しています
これがね かわいいんです!

  ▼  ▲   ▼  ▲   ▼  ▲   ▼  ▲   ▼  ▲

■ 先週の競馬

欲をかいて失敗
素直に 枠か馬かにしておけば的中だったものを...
実は 土曜の金鯱賞も予想通りどんぴしゃだったのに
なぜか買わなかった
完全にリズムが狂っている!
北海道シリーズが始まるまでお休みしようかな

  ▼  ▲   ▼  ▲   ▼  ▲   ▼  ▲   ▼  ▲

■ 今日の写真

こんなとこまで「カニ道楽」が...

韓国の方もカニは好き
前回お邪魔した大田(テジョン)にも
何だか見慣れた風景が...
[PR]
# by hangzhou21 | 2005-05-31 06:57 | けんちゃな日記 | Comments(0)

■ お遍路さんへ 行こうかな

今日は 父親の命日
もう10年になる
親不孝なボクは この日は香港で遊んでいた
だから 死に目にも会えず

10年は特に法事を営む仏時の節目ではないけれど
普通 10年は節目だから 姉も来てお坊さんがお経を上げていった
その後 お墓参り
お墓は近くにあるのでこんなときには便利

実は このお墓とネコパラは ほぼイコールなので
ボクは 親不孝だったけど 墓参りはちゃんとしている(?)

父親が亡くなるまで
お墓は丹後にあるお墓に入るのだろうと 漠然と思っていたのだけど
そうもいかないことが判明し 結構あせった
いろんなところを探したけれど どれも一長一短で悩んでた
何度も抽選に外れたし
そうしたら 灯台元暗しで すぐ近所に門戸の地の人用の墓地があり
そこが 空いていることがわかり
あとはとんとん拍子に話しが進んで 
今のお墓に骨を収めたのが 父が亡くなってちょうど一年後
あせって ロッカー式の墓地(墓地と呼べるのか?)に申し込まなくて良かった

墓参りを済ませ 軽く会食をする
10年もたてば 父のこともすっかり思い出
今日は お経を聞きながら
「休みの日を使って 母親を連れて 四国の八十八箇寺巡り(=お遍路さん)でもしようか」
そんな 殊勝なことを考えていた
それは 仏間に掲げられた 西国三十三箇寺の朱印をあしらった掛け軸を目にしたから
たまたま 拙宅では真言宗だし
母親も 冥土へのみやげ話しが出来て喜ぶだろうから...

しかし 思っただけで 一体何時になることやら...
[PR]
# by hangzhou21 | 2005-05-30 15:11 | けんちゃな日記 | Comments(0)

■ 昼食三題

c0067706_8112226.jpg


先週の土曜 弁天町で昼食
弁天町で食事をするのは レベルが高い(値段も高いけど)回転寿司「新竹」か
駅から少し離れるけれど 「番屋」といううどん屋がオススメ
今回は 前から行きたかった洋食屋さんの「みやこ」へお邪魔しました
(でも 写真を撮るのを忘れてしまった!)
ここは 肉がいいらしく
本格的なステーキのディナーも楽しめるようになっているけれど
日替わりは650円である
何種類かのセットもののランチがいいけれど
皆さん 割と日替わりを頼んでいる この値段だと気楽に楽しめますね
この日は チキンフライでした
ボクは 度々は来れないので ステーキランチ(1,050円だったと思う)
ボリュームたっぷりのステーキにエビフライも付いていて 美味しかった!
っちゅうか お腹が一杯 ぱんぱんになりました!
ステーキソースが良かったな タルタルソースも手作りっぽい
JR弁天町から西北側 オークビルの西北角から西へ1ブロック
行けばすぐにわかりますよ
※「ミヤコ」大阪市港区弁天1-6-31 tel.06-6571-1401 火曜がお休み
※「新竹」http://www.walkerplus.com/kansai/gourmet/contents/osy180.html
※「番屋」大阪市港区弁天2-13-16 tel.06-6576-2843 水曜がお休み

一昨日は 阿部野橋に気になるお店があって
そちらへお邪魔しようかとも思ったんだけど
気が変わって谷四で途中下車して「stereo」へ
ちょうど昼休みの時間に当たってしまい
ちびっと待ちました
日替わりはトンカツ ここのトンカツはボクには多すぎるのでハンバーグ
そうそう このソースを味わいに来たのです
待つのは仕方ない 流行っているのが嬉しかったな
(ランチにチキンクリームコロッケが入っている日が 特にオススメ!)

で 昨日の昼ごはんは
塚口(尼崎市) タントでパスタ
ここは「パスタ」と言うより「スパゲティ」と呼びたい
オススメはもちろん ベーコンナス
ここも何時お邪魔しても 大入り満員
麺も美味しいけれど 油で揚げたナスとベーコン 
そしてしっかり味が付いたソースがいい
このソース 家では再現出来ないのが ちょっとね 悔しい!
※「タント」http://www3.ocn.ne.jp/~koushin/main-menu/Good-omise/tanto.html

▲ ▼  ▲ ▼  ▲ ▼  ▲ ▼  ▲ ▼  

さぁ 今日は「東京優駿・日本ダービー・GI」
昨日の新聞に金曜発売分「前々日売り」のオッズが掲載されていて 驚いた
軒並み 単勝が100倍を超えている(つまり万馬券)
きっともう少し落ち着くとは思うけれど
ディープインパクトが一本被り ちょっと異様な売れ方 異様なムード
恐らく 単勝支持率50%は軽く超えるのでしょう

ボクの予想はこうだ
三連単で行く
ディープインパクト=インティライミを一着・二着の折り返し
三着に5頭選んで そこへ流す
つまりフォーメーションで 1着(5/7)2着(5/7)3着(2/3/6/13/14)
各100円で充分でしょう
もし もしも インティライミがアタマ(一着)に来れば それだけで 大万馬券になる!
(きのうの金鯱賞はお休みしました)

▲ ▼  ▲ ▼  ▲ ▼  ▲ ▼  ▲ ▼  

「古道具屋 中野商店」 川上弘美 新潮社 ISBN410441204X

誰かにすすめられたのか それとも書評を読んだのか
いや きっとどこかの個人siteで 誉めてあったのを読んだような気がする
(多分「chiiko通信」だと思います)
それが「先生の鞄」だった
なんとも 不思議なお話しで 生活臭やリアリティさが希薄も希薄
はっとさせられるような表現も少なくないのに
全体が甘いヴェールで包み込まれているような そんな感じ
そのヴェールのほころびから 中をのぞいているような気になる
ヴェールの中には 生活があるのだろうけれど そんな辛気臭い部分は決して見えない
ボクに見えるのは 筆者が慎重に選びに選んだ部分だけ
「見る」のではなく まさに「見せていただく」って感じ

が それがね イヤじゃないんだ
掴み所がなくて なんだかくねくねと生きている主人公が いい!

「先生の鞄」と同じような空気が この本の中にも流れている(いや充満している?)
上手くはぐらかされて 主人公の「私」が幾つなのかもわからない(随分後でわかるけど)
今までどんな生活や仕事をしてきたのかも さっぱりわからない
なのに ボクの頭の中は そのベールの中身をもっとのぞきたくて
想像力をフル回転させている

別に凄いことやビックリするようなことが起こるわけではない
どこか近所に転がっていそうな そんなエピソードが連なっている
それでも こうやってページを繰らせてしまう作者の力は相当なもの

一度見習わさせいただきたいもの

正直云って 読んでも読まなくてもいいです
初めて読まれるなら 「先生の鞄」がおすすめです
(「ニシノユキヒコの冒険」もいいですょ!)

▲ ▼  ▲ ▼  ▲ ▼  ▲ ▼  ▲ ▼  

昨夜 右側にある「Link」コーナーを
ちびっといぢりました!
先日 お声を掛けていただいた「鎌倉生涯遊興センター」さんと
いつも拝見している「chiiko通信」さんを追加しています
[PR]
# by hangzhou21 | 2005-05-29 08:10 | けんちゃな日記 | Comments(2)

■ ひとりきり

c0067706_724081.jpg


準急から向かい側のホームに待っていた各駅停車へ乗り換える
各停は編成も短い
ロングシートの端に座り本を広げる
しばらくして 鼻がむずかゆくなって 大きなくしゃみが
これはちょっと恥ずかしかったなと思って顔を上げると
この車両にはボク以外誰もいない

田舎を走る列車でも 車両に一人きりとはなかなかない
それが 大阪でこんな経験をするとはなぁ
ビックリすると言うよりも 唖然としてしまった
これは現実なのか それとも夢の世界なのか

やがて 電車は加速をやめ
静かにスピードを落としていく
元気な声の車内放送が 到着する駅名を告げる
あゝ やっぱり夢ではなかったのか

  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲

上着にネクタイだと 暑さを覚える
日なたでは アスファルトが熱せられて 陽炎(かげろう)が立っている
もうすぐ 6月

じきに梅雨に入る
夏の扉がもう開いているのかもしれない

こんな言葉を並べるだけなら 夏は美しく まぶしい
でも もうすぐやって来る本当の夏は 汗がにじんでつらいもの
なくてはならない季節だけど 出来ることであれば避けて通りたいものだな
[PR]
# by hangzhou21 | 2005-05-28 07:24 | けんちゃな日記 | Comments(0)

■ アジア・フォーカス

抜けるような澄んだ青空
本当に気持ちがいい天気だ
こんな日は 大阪の街でコンクリートやアスファルトに囲まれていてはいけない
むせるような若葉の薫りを胸一杯に吸い込んで
身体中のアクを出してしまうほどの汗をかきながら
六甲の稜線を歩いていたい

まぁ それでもボクはしがない勤め人だから
こうして エアコンが効きすぎるオフィスで 上着(ヤッケ)を着てデスクワークに励んでいいる
このオフィスは本当に季節感がない

今日は健康診断
血液検査もしてくれるけれど
来月の終わりに人間ドックに行くことになっているから あんまり気にしない
思ったほどではないけれど 体重も順調に絞れている
でも カルテに記入されている十数年前の記録には ちびっと驚く
そうか もっともっと絞れるんだ!

▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼

■「映画から見えてくるアジア」 佐藤忠男 洋泉新書 ISBN48969119017

筆者は秋に福岡で開催されている映画祭「アジア・フォーカス」のディレクターをしている
ボクはこの「アジア・フォーカス」へはお邪魔したことがないけれど
初夏に同じく福岡で行われる「福岡アジア映画祭」へは何度か参加している
両方とも 極めて興味深い作品が上映され
しかも このチャンスを逃すと 他ではもう拝見できない可能性が高い作品が多い
だから 福岡の方は幸せだと思う
今はネコも杓子も「韓流」だけど 決して韓流だけではない
アジアにはまだ日の目を見ない佳作が数多く眠っている

アジアの各国の佳作を筆者がどのように発掘し 福岡その他で紹介できたのか
その様子が 熱くそして淡々とした筆致で語られている
普通は“自慢話”に終始しても不思議ではないけれど ほど良く抑制されている

新書としての性格上 総論的で ちょっと踏み込みが浅いのだけれど
上手くまとめられている
そして 何よりも筆者の行動力と 慧眼には恐れ入る

残念ながら ボクは 映画祭で触れる以外には 商業ベースに乗った作品しか観ることが出来ない
それはそれで仕方ないんだけれど
それが ちょっと悔しいな

各国の映画が ある側面だけで語るのは 少し乱暴なのかもしれないけれど
それなりに説得力はある
“アジア”とまとめられてはいるけれど いわゆる「中華圏」についてはほとんど触れられていません

ボクは まだまだ 
チャンスは待っていて手にするのではなく ある意味掴むものなんだ

▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼

書こう 書かんとアカンと思いながら
ついつい忘れていて 実はもう終わってしまったのですが
阪急の地下で ボクのお気に入りのチーズケーキ
名古屋のオレゴンが出店していました
嬉しくて 二回も買ってしまいましたよ
決して安くはないのだけれど(バカ高くもないけれど) 美味しかった
次はいつ来てくれるのかな?
[PR]
# by hangzhou21 | 2005-05-27 06:49 | けんちゃな日記 | Comments(0)

■ 大きな玉ねぎ

■「大きな玉ネギの下で ~Story of '85~」サンプラザ中野 講談社 ISBN4062128985

青春モノ しかも恋愛モノ
これで胸がときめかない人も珍しいのではないでしょうか?
それに 難しい部分はない スラスラと読めてしまう 一気に読んだ
ボクは集中して音楽を聞く方ではないから
爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」という歌を知ってはいるけれど
歌詞を吟味しながら鑑賞したことはなく ただ漫然と聞き流していた
でも もしこの歌に何か思い出が会ったり この歌詞に心が動かされたことがある人なら
この本に書かれているお話しは ボクとはまた違った味わいがあると思う

歌詞って結構味わい深いものですね
3番ぐらいまである歌詞の中に一つの物語りが込められていることが多い
短い語句の中に ストーリーが凝縮されている
そして 短いが故に 説明や背景は省かれている
そこに面白さがある
全てが明かされていない(説明されていない)から
受け手によって“想像(創造?)”される部分が多く残っている
各人の経験に照らし合わせて 各人なりの解釈がある
頭の中には 各々の世界が広がっている

「大きな玉ねぎの下で」は
~若い二人が文通によってお互いの好意を深める
そして武道館のコンサート会場で初めて会う事になった
隣り合わせのチケットを買い その席で待ち合わせをする
でも コンサートが始まっても君は来ない
コンサートは盛り上がるのに 空いたその席だけ冷たいまま
君の姿を探して 座席とロビーを行ったり来たり
そしてとうとうコンサートは終わってしまう
アンコールの中 たまらず席を立ち武道館を後にする
千鳥ケ淵のお堀の水面に映る月が目に入る
見上げれば 澄んだ夜空の下 大きな玉ねぎが光っている~

こんな感じの歌詞ですね
この二人は幾つぐらいで
どんな風に知り合って文通を始めたのだろう
誰のコンサートだったのだろう
どうして武道館に来なかったのだろう
いろいろ想像したり 考えたりするよね

この本は この歌を作詞したサンプラザ中野自身が書いている
だから ある意味この歌のバックボーンを書いているわけだけど
読み終わったボクが思うのは 
「これはその一例にしか過ぎない この歌を聴いて何かを感じた人の数だけストーリーはある」のだと
きっと解答は人の数だけあるけれど 正解は決して一つではない

多くの人に親しまれ愛される歌の歌詞を書く
それは 素晴らしく幸せなことなんだなぁ

▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  

ボクの勤務先
東京の事務所は この玉ねぎが見える場所にあった(今は転居してしまったけど)
会議や出張でこの事務所を訪れ 武道館を見るたびに この歌のことを思い出していた
それは 本当に玉ねぎのように見える
[PR]
# by hangzhou21 | 2005-05-26 07:16 | けんちゃな日記 | Comments(0)

■ 最近読んだのは...

c0067706_724812.jpg


“老眼ショック”を乗り越えて このところちょくちょく読み出した
(そりゃ 紀伊國屋さんとジュンク堂さんで ずいぶんと買い込んだからね)
ページをくる手も 速くなってきたかな?

■「朝鮮高校の青春 ボクたちが暴力的だったわけ」金漢一 光文社 ISBN4334974974805

ボクが住んでいる街にも朝鮮学校がある(今でもあるのかな?)
だけどその実態はボクも詳しくは知らない
つい数年前までチョゴリの制服を着た女子高生を 朝の阪急の車内でも見かけたものだけど
最近はちょっと見かけない
やっぱり あの制服で通学するには いろいろと不都合があったのだろう
筆者は福島の郡山にある初中級学校に通い 仙台にある朝高に進学した
ヴェールに包まれた感がある 朝高を覗き見するような
そんな軽い気持ちで読んでもいい
だけど もう少し違った見方をすれば
日本という社会がいかに 異文化を受け入れないのか
そして 朝鮮半島の人たちもまた 日本を受け入れないのか
その理由が垣間見れたような そんな気がする
だけど 終盤に入って 北側の教育を受けた人でも 
ボクが想像していた以上に「柔軟性」があるのだと 妙に感心してしまった
70~80年代の朝高の実態(?)がわかります

■「ベルカ、吠えないのか?」古川日出男 文藝春秋 ISBN4163239103

最近はすっかりネコ族に参っているボクだけど 元々はイヌ派
太平洋戦争時に アリューシャン列島に取り残されたイヌたち
日本籍と米国籍の軍用犬が4匹
そのイヌたちが織成すドラマが まるで 大河ドラマのように描かれる
1957年の11月 ソ連が打上げた宇宙船「スプートニク2号」にはイヌが乗っていた
そう この1957年こそ 「イヌ元年」だった(そうだ)
なるほど お話しの着眼点は面白いし ドラマの広がりもある
だけど 風呂敷の広がりイコール小説としての面白さではない
そこが惜しい!
力作であることは認めるけれど...

■「イトウの恋」中島京子 講談社 ISBN4062127776

「イトウとは北海道の河川に生息するマス科の巨大な淡水魚か?」
この本を取り出しながら そんなことを考えていた
どうして この本を選んで買ったのか すっかり忘れていた
結論を言うと 面白かった ほぼ一気に読んだ
過去と現在が交錯しながら 絶妙に物語りが語られていく
明治の初期 文明開化のこの時期に ある英国女性の通訳として東北から北海道まで旅した男
この男こそ この物語りの主人公イトウ
晩年の彼がしたためた手記が どういう訳か 現代に出現する
この手記をめぐる騒動(?)が 上手に描かれている
でも 実はもうひとヒネリ欲しかったかな
エンディングには 少し不満が残るな

まだ 文庫本にはチャレンジしていないけれど
どうやら“読む意欲”は出てきた(良かった!)
先日入手した本はもう少しあるので これらを頑張って読むことにしよう!

▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  

■ 今日の写真

先日お邪魔した ウェディングパーティー
今頃二人は...
[PR]
# by hangzhou21 | 2005-05-25 07:31 | けんちゃな日記 | Comments(0)

■ 多賀城で...

c0067706_22331964.jpg


宮城県の多賀城市で悲惨な事故が起きた
このニュースに接して
このところ売れに売れている「真夜中のピクニック」を思い出した方も少なくないでしょう

高校の名物行事である ウォークラリー
それに参加する一日で 少女がいろんなことを悩み しゃべり 経験し
そして 成長する姿が すがすがしく 描かれている
ボクにとってはそれほどではなかったけれど
「本屋大賞」を受賞したこともあって いまなおベストセラーに名を連ねている

今回の多賀城の事故
これも 明け方前から歩行を開始する 学校行事のウォークラリーでのこと
歩き始めてすぐだったそうだ
あってはならない事故であるのは確かだけれど
防ぎようがなかったのも確か
事故を起こしたドライバーは飲酒運転だったらしい
この事故で 学校側の落ち度を責めるのは酷だと思う
しかしながら 前途有望なご子息を亡くされた親御さんの心中を察するに
どこかに 責任を求めずにはおれない
もちろん 亡くなったり怪我を負われた生徒には 何の落ち度もない

もし事故に遭わなければ
この行事に参加したことで得られる 団結力や思い出は 測れないほど大きかったでしょう
そして 人間的に大きく成長したでしょうに...

毎日 毎日 必ず交通事故の犠牲者が出ている
今やクルマは 現代生活に無くてはならない必需品になっている
それは 頭の中では理解できているつもりだけれど
クルマの便利さと引き換えに失うものが 人の生命であったり 家庭であったりするなら
何らかの抜本的な対策を考えるべきではないだろうか?
これ以上 悲しむ人を出す前に  

▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  

昨日の大阪市内は 午後に何度か夕立が降った
むわっとした 蒸し暑い空気が街中に立ち込め
いよいよ 春も終わり 梅雨のハシリなのかと 思ってしまう
そろそろ 5月もおしまいですね

▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  ▼  ▲  

■ 今日の写真

先日歩いた鶴橋の路地
そう言えば 最近“路地裏”という言葉を聞かない
聴かないのではなく 路地裏そのものが
恐ろしい勢いで消滅しているのでしょう

何だかちょっと淋しいですね
[PR]
# by hangzhou21 | 2005-05-24 22:36 | けんちゃな日記 | Comments(0)