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■ 大劇場

阪急
車内や駅にタカラヅカのポスターが貼ってある
先日から 告知されているのは
5/31からの雪組公演「壬生義士伝」
例の“おもさげなござんす”やね
原作の浅田次郎の小説はとても良く出来てるし
中井貴一主演の同名映画も悪くなかった(三宅裕司が秀逸!)
そう思いながら
どれどれ
じゃ タカラヅカ大劇場へ行ってみようかと
ネットでチェックすると...
ありゃ!
SS席やS席にはずら~っと全部「×」が並んでいて
平日のA席やB席 わずかに空いてる回もある...
ふ~む
こんなに人気だったのか!
出演者なのか演目なのか...
歌舞伎座並みなのね(それ以上か...)
(歌舞伎なら座席数の多い名前だけの“1等席”がいつも余ってるけど...)
一応
当日券もあるそうですが...(貸切公演の回は除く)
小学生の時以来のタカラヅカ
再訪はあるか?


   + - +   + - +   + - +


M16「ウトヤ島、7月22日」(シアターセブン)

「そこでブーツを脱いだらアカン!」
思わず 心の中で叫んでしまった
どこにも逃げ場がない小さな島
見えない敵から逃げるまわるしかない
絶壁の海岸線から海に入ったカヤ
そこでブーツに水が入ってしまったのか
その場でブーツを脱ぎ捨ててしまう...
これは
2011年にノルウェーで起きたテロ事件をベースにしたお話し
ほぼ全編が1カットで撮られてる
その1カットの時間は ちょうど襲撃を受けていた時間と同じだという
その間
ほとんど何の情報もないまま逃げまどい
散弾銃(?)の銃声におびえ
自身の無力感に打ちひしがれ
幾多の“死”と直面する
これ
もし生き残ったとしても
強度のPTSD(心的外傷後ストレス障害)を一生抱える...
画面を観ながら
ハイテンションでバチバチの緊張を強いられ
そして 何ともいえない不快感を味わい
併せて衝撃を覚えるしかない
「人種」や「難民」というキーワードに対して
ボクはなんと“鈍感”なのかと 自己嫌悪...
打ちのめされた
まぁ
結局 ブーツはどっちでも良かったんだ...
観る人を選ぶお話しです はい


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by hangzhou21 | 2019-05-11 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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