このところさっぱり進まん たまたまなのか それとも気温が上がってきてだらけているのか 酔っ払ってすぐに寝てしまうせいなのか... とにかく 6月中盤以降ほとんど本が読めなかった 極めつけは 週末の仙台東京 重たいのに数冊の本をザックに忍ばせていたのに 結局 一冊も読了できず おまけに 増えてたりして... とほほ... 持って行ったのは 「楊令伝 13 青冥の章」(北方謙三 集英社文庫 ISBN:9784087468403) 「ダブルトーン」(梶尾真治 平凡社 ISBN:9784582835717) 「Delivery」(八杉将司 早川書房 ISBN:9784152092960) 「ローマ法王に米を食べさせた男」(高野誠鮮 講談社 ISBN:9784062175913) 「イエティ ヒマラヤ最後の謎「雪男」の真実」(根深誠 山と渓谷社 ISBN:9784635178211) 当たり前だけど 本って重たいのよね... 「図書館戦争」(有川浩 角川文庫 ISBN:9784043898053) 昨年末 新古書店さんで集めて買った「図書館戦争シリーズ」 ようやく手を出す これが予想外に難敵でなかなかページが進まない 検閲による図書への弾圧という背景 それを守るという図書館特殊部隊 およびその“武装化” そこに 新人隊員のコイバナがかぶさって展開していくんだけど どうも ボクに興味が持てずページを繰る手が止まってばっかり... ボクとしては ここで語られている郁とまだ見ぬ王子様のストーリーよりも もう少し 大人のお話しを期待していたんですけどね...正直辛気臭い それに アタマの中に幾つものクエスチョンが点滅し警鐘が鳴り響く この表現の自由を盾にした図書を巡る争い 幾つかの権力執行機関が存在し 最終的に武力に訴えるというのはどういうことなんでしょう? このシリーズの主な読者層はかなり若い方々だと思うんだけど そういう層に「正義のためには暴力(殺人?)も辞さず」という プロパガンダを含んだメッセージになっていないのか 不安です まさに ラブコメという糖衣にくるまれたブラックジョークですね でも よ~く売れたお話しなんだから それなりには面白いのでしょう きっと 6巻読み通せるのか不安 「楊令伝 13 青冥の章」(北方謙三 集英社文庫 ISBN:9784087468403) 闘う漢(おとこ)にとって 戦いこそが全てであり 何のために闘うのか 闘いに勝利したあとに何が待っているのか そんなことは考えないんだなぁ... 梁山泊の面々 闘いの中に散り 童貫将軍に勝利した漢たちは腑抜けのようになってしまった (ように見える) そうなんだよなぁ 成し遂げた後の虚脱感 大切なのは「何のために闘うのか」という目的なんだなぁ... 「水滸伝」に続く「楊令伝」では北方謙三先生 国とは何かという大きなテーマを楊令に背負わせ過ぎたような気がするなぁ そんなこんなで この「楊令伝」もラストスパート お話しがゴロゴロと動き出しています M紙のweb-site 「おしん」が実写版の映画となるらしい そこでメガホンを取るのが冨樫森監督 そうか~ それなら期待できそうだ 冨樫監督はボクにとってとっても思い出深い「非バランス」の監督 「鉄人28号」以来 最近ちょっとお見かけしていないと思ったら こんなにプレッシャーのキツイ仕事に取り組んでいたとは... 最初 このニュースに接したときは「観るまでもあるまい」とさえ思ったけど 冨樫監督なら「こら 観んとアカンなぁ」です!
by hangzhou21
| 2012-07-03 23:55
| けんちゃな日記
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