忙しくても 落ち込んでいても ヘロヘロでも なぜか ちゃんと本だけは読んでます(なんでかなぁ?) 「水の時計」(初野晴 角川文庫 ISBN:4048793012) 最初は違和感が大きくて なんやこの高校生風情(ふぜい)で...と思っていたけど 破綻することなく そこそこ読ませてくれる そもそもこのお話しを読もうと思ったのも この書き手さんの別のお話しを読もうとおもったからだったか... 読み手としてではなく 書き手として考えれば こんなお話しをアタマの中で紡ぎだすのはすごいことだなぁ! 臓器移植 ボクもドナーとして登録しなくっちゃ まぁ こんなボロボロなボクに臓器でもいいんやったら やけどね このところ 新古書店さんのアタリがいい 欲しかった(読みたかった)本といい感じで出合えてます これは 浅草と上野の間にあるブックオフでみつけました 「よろずのことに気をつけよ」(川瀬七緒 講談社 ISBN:9784062171434) 江戸川乱歩賞の受賞作ですね それじゃなかったとしても タイトルがいいね 数ページすすんだだけで グイグイと引き込まれる いいなぁ... 「呪術符」ってなんじゃらほいと思いながらも ページを繰る手が止まりませんな 後半に入って やや読み疲れてしまったけど 次作が楽しみな書き手さんです 「完盗オンサイト」(玖村まゆみ 講談社 ISBN:9784062171328)も楽しみです! もう1年以上前に 新大宮にあるブックオフで買ったまま積読になっていたのが 「三千枚の金貨(上下)」(宮本輝 光文社 ISBN:9784334927165) そうか~ 宮本輝のお話しだと なんの心配もなく安心して読めるや~! グイグイとではないけれど お話しの世界に身をゆだねられるんだ 勝手に想像していたお話しとは全然違ったけど それもいいよね ボクならこんなエンディングにはしないだろうな それは ひょっとしたら まだ ボクには“若さ”とか“性急さ”があるということなんかなぁ 安心して楽しませてもらったけど もし これを新刊で買ってたら むむむと思っていたかもしれへんな... 外出が夕方に一件だけ たまりにたまったデスクでの仕事をごにょごにょと済ませる ずいぶんと気持ちも落ち着いてきました 妙に暖かい日が続いてるけど 拙宅のサザンカが咲く 季節は着実に進んでいるんだな ふ~ ようやく今週もおしまいです
by hangzhou21
| 2011-11-04 23:55
| けんちゃな日記
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