出張へ大きくて重い単行本を持っていくのはイヤなので
文庫本を何冊かザックに放り込んだ 「楊令伝 5 猩紅の章」(北方謙三 集英社文庫 ISBN:9784087467475) ひと月に一冊出るというパターンには慣れたけれど このところ 物覚えが悪くて... 1/3ほど読み進んでようやく どんなお話しだったのかを思い出す それでなくても このお話しは登場人物がムチャクチャ多いうえに 「水滸伝」で活躍した漢(おとこ)たちの息子などがぞろぞろ出てきて まぁ ほんま苦労が多い(それでも面白い!) 2/3ほど進んで ようやく佳境に入ったところで いきなり終ってしまう 今回は 珍しく かなり思わせぶりな終り方 「ほんま そりゃないで」なんやけど 来月が楽しみです はい 「還るべき場所」(笹本稜平 文春文庫 ISBN:9784167684037) この書き手さんは「天空の回廊」という 人間臭い割には超人的な主人公が活躍するヒマラヤアドベンチャーを書いた人だとは認識していた 今回の「還るべき~」は読めば読むほど ひょっとしたら このお話し すでに読んだことがあるような ないような... 世界で第二の高度を誇るK2で最愛の人をなくした主人公が 同じく八千メートルのブロードピークに挑みながら自分を取り戻していくお話し ふ~む... 結構なツカがありますが ずんずんすぐに読めます そして 読了後 お山を歩きたくなりますよ! 「かえっていく場所」(椎名誠 集英社文庫 ISBN:9784087460315) 前作の「春画」に続くお話し これは 私小説なのか それともエッセーなのか... その判断は難しい いつまでも若く元気だと(勝手に)思っていた椎名誠 ボクと同じなんだな 誰にでも等しく地球は周り時は流れるんだ この「かえっていく~」だけいきなり読んでも面白くともなんともない(と思う) ある程度彼のお話しを読んでこその このお話しだと思います はい そんな意味では 読み手を選ぶお話しですね 実に このところ 家で楽しんでいるのが“トマチュウ” 焼酎や泡盛をトマトジュースで割る (野菜ジュースで試したけど 断然 トマトジュースが美味しい) ぐびぐびとイケルし 悪酔いしない 気温も下がってきたし ひょっとしたらビールよりも旨い(かな?) “トマチュウ” 少し前に森の音さんに連れて行ってもらったお店で出会ったんだけど すっかりお気に入り でもなぁ 900ccくらいは2~3晩で飲んでしまうねんなぁ... まぁ ヤケ酒ですわ...
by hangzhou21
| 2011-10-25 23:55
| けんちゃな日記
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