新開地 ちょっと北へ行くと 公演の半地下という ちびっと変わったロケーションにある映画館 パルシネマしんこうえん 今となっては懐かしい 旧作の二本立て上映 何を上映しているのか 思い出したようにチェックしている ペドロ・アルモドバルの「トーク・トゥ・ハー」 6/4から上映される う~む 懐かしい 確か 2003年に博多のシネ・リーブルで観たんだった 上手くかつ衝撃的なストーリー 深く印象に残る色彩 そして心に沁み入る音楽 どれをとっても 素晴らしく 忘れられないお話しでした どういう理由かわからないけれど 今 もう一度この「トーク・トゥ・ハー」を選んで上映するなんて 素晴らしい! 観に行きたい! このお話しで忘れられないのが カエターノ・ヴェローゾが唄う「ククルクク・パロマ」 (彼を“冴えないおっさん”と評してMMにごっつい叱られた) なんとも印象に残る曲だった... ふ~む アタマの中でハミングしながら でも この曲って どこか違うところでも耳にしたような... 出来が悪いボクの脳みそのひだの奥にしまわれているであろう か細い記憶糸をたぐる そうか~! ひょっとしたら ウォン・カーウァイの「ブエノスアイレス・春光乍洩・Happy Together」だったのでは... このお話し 舞台がアルゼンチン 香港のノスタルジックが色濃く漂うお話しには こんな曲が使われることが多いしね これが かつてなら サントラレコードを買いに走るところだけど う~む 時を経て世の中ぐんぐん進んでる YouTubeで検索すれば 一発 たちどころに ヒットするから そのあまりにもあっけなさに 喜んでいいのかどうかわからへんなぁ... しかし どうして このことに 今まで気が付かなかったんだろう? = = = = = = = = = 今 思い返してみると そんなたいしたお話しでもないような気もするけど 今でもちゃんと覚えているから 記憶に残るお話しであったのは確か 「揺りかごの上で」(大山尚利 角川書店 ISBN:4048737996 品切) (今は改題されて文庫で出てます「おやすみ、ロビン」(角川ホラー文庫 ISBN:9784043805020)) 寡作な書き手さんのようで すっかり忘れていたら 某紙のsiteの読書欄 大山尚利というその名をみつけ 少し嬉しかった (調べてみると 見落としていたけど 日経でも紹介されていました) その本は 「ライオンのつづき」(双葉社 ISBN:9784575237252) きっと BOOK-OFFでは巡り会えないだろうから 新刊で買って読んでみよう 今まで 日経(日本経済新聞)のsite 本の紹介や書評は載らなくて アーカイブも閲覧できないと思い込んでいたのに ふ~む ちゃんと調べておくべきやった でも これは嬉しい誤算 日曜の読書欄だけではなく 何曜日だったか夕刊の最終面で紹介された本をここで読める! ざっとアーカイブに目を通してみたけど なんと ボクの選択とダブってないこと ほんの数えるほどしかない! でもね それが有難い! 自分で見つけたり読んだりする本なんて たかだかしれている だからこそ 誰かが読んで「面白いよ」と教えていただくことは ほんま嬉しいことです! 「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」(ジュノ・ディアス 新潮社 ISBN:9784105900892) いま 読んでいて 遅々として進まない 外出しないから 読む時間がないのだけが理由ではなく 1/3ほど進んでいるだけど あんまし面白くならへんねんなぁ 複数の書評子からあれだけ誉められていたんだから このままでは終らへんたろなぁ... (でも ちびっと心配)
by hangzhou21
| 2011-05-18 23:55
| けんちゃな日記
|
Comments(0)
|
by hangzhou21 検索
最新のコメント
■ 杭州的Link
|
ファン申請 |
||