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■ Cucurrucucu Paloma

■ Cucurrucucu Paloma_c0067706_229737.jpg


新開地 ちょっと北へ行くと
公演の半地下という ちびっと変わったロケーションにある映画館
パルシネマしんこうえん
今となっては懐かしい 旧作の二本立て上映
何を上映しているのか 思い出したようにチェックしている
ペドロ・アルモドバルの「トーク・トゥ・ハー」 6/4から上映される
う~む 懐かしい
確か 2003年に博多のシネ・リーブルで観たんだった
上手くかつ衝撃的なストーリー 深く印象に残る色彩 そして心に沁み入る音楽
どれをとっても 素晴らしく 忘れられないお話しでした
どういう理由かわからないけれど
今 もう一度この「トーク・トゥ・ハー」を選んで上映するなんて
素晴らしい! 観に行きたい!

このお話しで忘れられないのが
カエターノ・ヴェローゾが唄う「ククルクク・パロマ
(彼を“冴えないおっさん”と評してMMにごっつい叱られた)
なんとも印象に残る曲だった...
ふ~む
アタマの中でハミングしながら
でも この曲って どこか違うところでも耳にしたような...
出来が悪いボクの脳みそのひだの奥にしまわれているであろう か細い記憶糸をたぐる
そうか~!
ひょっとしたら
ウォン・カーウァイの「ブエノスアイレス・春光乍洩・Happy Together」だったのでは...
このお話し 舞台がアルゼンチン
香港のノスタルジックが色濃く漂うお話しには こんな曲が使われることが多いしね

これが
かつてなら サントラレコードを買いに走るところだけど
う~む
時を経て世の中ぐんぐん進んでる
YouTubeで検索すれば 一発
たちどころに ヒットするから
そのあまりにもあっけなさに 喜んでいいのかどうかわからへんなぁ...
しかし
どうして このことに 今まで気が付かなかったんだろう?


   =  =  =     =  =  =     =  =  =


今 思い返してみると
そんなたいしたお話しでもないような気もするけど
今でもちゃんと覚えているから
記憶に残るお話しであったのは確か
「揺りかごの上で」(大山尚利 角川書店 ISBN:4048737996 品切)
(今は改題されて文庫で出てます「おやすみ、ロビン」(角川ホラー文庫 ISBN:9784043805020))
寡作な書き手さんのようで
すっかり忘れていたら
某紙のsiteの読書欄 大山尚利というその名をみつけ 少し嬉しかった
(調べてみると 見落としていたけど 日経でも紹介されていました)
その本は
「ライオンのつづき」(双葉社 ISBN:9784575237252)
きっと BOOK-OFFでは巡り会えないだろうから 新刊で買って読んでみよう

今まで
日経(日本経済新聞)のsite
本の紹介や書評は載らなくて アーカイブも閲覧できないと思い込んでいたのに
ふ~む
ちゃんと調べておくべきやった
でも これは嬉しい誤算
日曜の読書欄だけではなく 何曜日だったか夕刊の最終面で紹介された本をここで読める!
ざっとアーカイブに目を通してみたけど
なんと ボクの選択とダブってないこと ほんの数えるほどしかない!
でもね それが有難い!
自分で見つけたり読んだりする本なんて たかだかしれている
だからこそ 誰かが読んで「面白いよ」と教えていただくことは ほんま嬉しいことです!

「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」(ジュノ・ディアス 新潮社 ISBN:9784105900892)
いま
読んでいて 遅々として進まない
外出しないから 読む時間がないのだけが理由ではなく
1/3ほど進んでいるだけど あんまし面白くならへんねんなぁ
複数の書評子からあれだけ誉められていたんだから
このままでは終らへんたろなぁ... (でも ちびっと心配)
by hangzhou21 | 2011-05-18 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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