いままで
特に理由はないのだけど 角田光代さんのお話しは読んだことがなかった これも 「“八月”の蝉」だと 勝手に思い込んでいた... 「八日目の蝉」(角田光代 中央公論新社 ISBN:9784120038167) (※文庫も出てます 中公文庫 ISBN:9784122054257) ストーリーも何も知らずに 売れてるお話しだな タイトルがいいな TVドラマ化(映画も!)されるんだな そう思って 買って 積読の山から抜き出す 予想外の重い内容に 面白くないとか読みにくいのではないけど 苦しくって ページを繰る手が重く 正直 なかなか進まない う~む... (例によって1/3を過ぎたあたりからはエンジンがかかってきた) 読み手によって 心が震えるのかどうか 評価するポイントも違う 幸せとは何なのかを考えずにはおられなかったし いいとか悪いとかではなく 親とは何なのかと思った 後半で 薫(!)がいう「つまり、逃げていたのだ」 この言葉が突き刺さる (ボクもいろんなことから目をそむけて逃げているのかもしれないな) そして 薫が“手離したくなかった場所”へフェリーで行ったみたいなと思う (読み手にとって受け止め方は大きく異なるとは思うけど) かなりおすすめ TVドラマや映画で映像を見てイメージが固定されてしまう前に 読むほうがいいかな 「ソウル・キッチン」の初日 40人ほどだから まずまず 思っていたお話しとは少し違ったけど まずまず あんまりリアリティがないのだけど こんな兄弟がいてもいいじゃないと思うし 最初の頃のこんな食堂もたしかにあるよねと思う 一体誰が掃除や後片付けをしてるのかとか こんな空間だと冷暖房にお金がかかるだろうなとか そんなことを考えてはあかんのやろな ルチアの部屋がかなり素敵でした はい
by hangzhou21
| 2011-02-12 23:55
| けんちゃな日記
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