帰り道 阪急の中で夕刊を読むのは 先日紹介したとおり つい先日の読売新聞の夕刊に 興味深い記事が掲載されていた (3/17夕刊7面・大阪本社版) ボクはタレントだと思い込んでいた米国人ケント・ギルバート 「カリフォルニア州弁護士」という肩書きで サマータイムについて寄稿している その全文を紹介できないが 主旨は 日本でもサマータイムを導入すべきではないか というものだった ここでは それの是非は問わないが そこで展開されている彼の説が面白かった 曰く >都会生活者は人工的な環境の中で暮らすために、季節や時間を情報と >とらえるようになる。つまり、自分の五感を働かせて、暑くなったなあ、夏 >がきたんだ、と感じるのではなく、テレビや新聞の「本日の最高気温は...」 >という情報で納得してしまう。 と言うもの お腹が空くことによって お昼が来たことを感じるのではなく 腕時計に目をやり 12時を指していると その時計を見たことで(情報を得ることによって)空腹を覚えるのだ 日差しの強さや風の冷たさで季節を感じるのではない 記号としての情報で 季節や時の移ろいを実感してしまうのか いや まさにおっしゃるとおり 平日 ボク自身の生活をで 空調が効いていない空間にいるのは 自宅を出て最寄の駅に行くまでだけ あとは 人工的に“快適”と判断されている空間にずっととどまっている これでは 五感で季節の移り変わりを知ることなんか出来ない 「自然のリズムを都市生活に取り込むために サマータイム導入を」 という彼の主張に飛びつきはしないが なかなか面白い着眼点だと思った そういえば ここのところ 朝 目が覚めると もう うっすらと明るくなっている ついこないだまで 真っ暗だったのに 庭に出ると ケナリ(レンギョウ)の芽がすっかり大きくなっていた 寒の戻りもあるけれど 確実に季節は進んでいるんだな ※ 探したけれど ケント・ギルバートの投稿記事を収録しているsiteはないようでした × × × × × ■ 今日の写真 純喫茶パール 今まで気が付かなかったけれど そのすぐそばに 同じような 雰囲気を醸し出している 茶房ブランカ 猿猴橋から友愛市場周辺は ある意味 広島の文化遺産として 保存するのはどうだろう... 喫茶店だけではなく ここを改造すればイケルようなお店も多いし ヌーヴォのように変身可能なポルノ専門館もあるのだけど... まぁ 再開発が前提となっているために 前向きな意見や 投資は抑えられているよなぁ
by hangzhou21
| 2005-03-19 06:17
| けんちゃな日記
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Comments(2)
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umetosakural--l at 2005-03-19 11:46
ケント・ギルバートさんの説を読んで、私は都会には住んでないなと実感しました(笑)お腹はすぐに空くし、暑い寒いには敏感です。
このプロフィールの猫はなんて名前なんですか?寅かな? 日記を拝見していたら、いろいろな猫がでてきますが、 近所にそういう猫屋敷みたいな所があるんですか? どっちにしても羨ましいです。私はのら猫とは遊べないんですよ。(職場の保育園でのみが流行ったこともあって・・)
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hangzhou21
at 2005-03-19 21:10
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■ umetosakura さん へ
そうそう ボク正確な 腹時計の持ち主です プロフィールの猫が寅です 家から歩いて10分ほどの場所に 通称=ネコパラ と呼んでいる場所があります ここに常時5~15匹ほどのノラちゃんがいるのですよ これまで そんなにネコは好きではなかったのですが 最近は メロメロ状態です...
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