■ 碇知盛

先日のN紙夕刊で木ノ下歌舞伎のレビューが載ってた
相変わらず好意的 ずいぶん褒めてある
でも
この“碇知盛”関西では上演予定がないねんな
よっしゃ
来週 三河の豊川へ観に行こう!
早速ネットで予約(便利な世の中やね)
調べてみたら 豊川って何度か出張でお邪魔した豊橋のお隣
アタマの中で結びつかなかったけど 豊川といえば“豊川稲荷”
(おいなりさん 食べなくっちゃ)
Qちゃんで行くなら 音羽蒲郡ICやね
なんか他にも美味しいものあるかな?

今年の暮れの顔見世
どこでやるのかを心配していたんだけど
松竹から発表があって先斗町歌舞練場で上演されるそう
歌舞練場って入ったことないから 今年は行ってみようかな?
どんな演目で誰が出るのかな?
座席数がかなり減りそうだから 高いかな?

   + + +   + + +   + + +

木ノ下歌舞伎「義経千本桜―渡海屋・大物浦―」
過去と今ごった煮 幻想の時空間

歌舞伎を現代演劇にリメークしている木ノ下歌舞伎が10周年を迎え、
5人の演出家による連続上演を始めた。初回は名作「義経千本桜」か
ら渡海屋・大物浦の段。

 義経に討たれた平知盛が実は生きていて復讐(ふくしゅう)に挑む
が、むなしく入水する。多田淳之介演出はなんとミラーボールを駆使、
絶対平和を歌うイマジンを基調にパフュームの歌から君が代まで鳴ら
す。過去と現在がごった煮となる幻想の時空間が意表をつく。
 若い役者が衣装をとっかえひっかえ、源平騒乱史を一気にたどる前
触れはオヤオヤという軽さ。が、歌舞伎をコピーしたセリフが主調に
切りかわる後半で、着替えの演出がさえる。血の色の衣を脱いだ役者
は白装束の幽霊に。衣は魂の依(よ)り代(しろ)となり、その堆積
が大量死を印象づける。
 客席に向かって下がる傾斜舞台は大海原に向かう崖か。虫の息の知
盛は日章旗をまとい、先の大戦の敗残兵とも見まがう。非業の死者が
眠る海底から衣が運ばれると、それらを背負って入水する。歌舞伎で
おなじみの末期の形が、憎悪の連鎖を断つ鎮魂の「共同幻想」とも見
えてくる。演技力は物足りなくても、近代史を見すえる舞台の果敢さ
に、今咲く演劇の花がある。
 安徳天皇を演じるのは子役ではなく女優。死者の衣を重ね着し、こ
の世ならぬ存在へ。終戦を促す棒読みに現代演劇の衝撃力がある。こ
の修羅の国には峻厳(しゅんげん)に裁く神がいない。人間ばなれし
た芸能的身体が祈りを結ぶ。
 いじくりまわしても歌舞伎の骨格が失われないのは、古典芸能を熱
愛する主宰、木ノ下裕一の監修(補綴(ほてい)も)が緻密だから。
練りあげた再演で佐藤誠、大川潤子が好演する。12日まで、東京芸術
劇場シアターイースト。(編集委員 内田洋一)
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by hangzhou21 | 2016-06-09 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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