■ 内子座文楽

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朝のうちに松山へ戻る
飛行機は1/5も席が埋まっていない
空の上はかなり雲が多かったのに
地上から見上げる松山の空は快晴 その青さが眩しい

昼前のバスで内子へ移動
14時からの公演「義経千本桜」
今回は“鮓屋”の段だったんだけど
これを観ていて “木の実”と“小金吾討死”がいかに大切なのかよくわかった
まぁ 今回観ている人たちの八割方は よくよく承知だから必要なかったのかもしれないけど...
ボクの集中力の問題もあったのかもしれないが
今回はいがみの権太が改心する様子“もどり”がよく表現できていなかったような気がする
今回初めて「義経千本桜」をご覧になった方にとっては
さっぱりワケがわからなかっただろうな(きっと)
「道行初音旅」も美しくていいんだけど
これを演るなら“木の実”“小金吾討死”を入れるべきだったんじゃないかと
ふと そんな大人気ないことを思いました
最後列で見ていた中学生たちや 途中で入ってきて観ていた高校生の“お茶子”さん
「どうして こんなんに高いお金を払って観に来るんだろう?」と思ったんじゃないかな?

内子座は今回で都合三回目
やっぱり ここでは歌舞伎を観たい!
スッポンを備えた花道もあるしね
なにしろ 手を伸ばせば そのまま届きそうな距離感がいい
可能であれば「志ら波五人男」がいいな
番傘を差しながら この花道に勢揃いして欲しい!

JRで松山へ戻って
ひさしぶりに“師匠”と呑む
自転車の話しで盛り上がれて楽しかった!
秋になっていい季節になったら またご一緒お願いしますね!


     =====     =====      =====


「雲は湧き、光あふれて」 (須賀しのぶ 集英社オレンジ文庫 ISBN:9784086800297)

甲子園だけが高校野球じゃない
球児たちだって悩んで迷ってるんだ
高校野球を主題にした中篇が三つ
代走専門の選手 新米のスポーツ紙記者 そして戦時中の球児
甲子園でプレーすることだけが高校野球ではない
当たり前だけど そこにたどり着けなかった者たちのほうが圧倒的に多い
そして 甲子園ではなくてもドラマはある
テーマの切り方 主人公の立て方が上手い
そして すんなりと読めるテキストもいい
最後のお話しは大会歌になっている「栄冠は君に輝く」の作詞者のエピソードからの着想だと思うけど
終戦の日を迎える 夏の大会期間中にふさわしいお話しだと思うな
青春ってたった一度しかないのに 夏の甲子園は毎年あるのが不思議なような気がした
読み手を選ばずに楽しめるかと思います
スグに読めるしね
まずまずのおすすめ
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by hangzhou21 | 2015-08-23 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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