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■ 忙しい季節に...

月曜が祝日なのは嬉しかったけど
一週間が火曜始まりなのは痛い
提案ラッシュは一段落したけど
取材やら進行やらイベントの準備やら
絶えることのない波のように いろいろ押し寄せてきてる
おまけに うどん県への出張や来客 派遣スタッフの手配...
一個一個の業務量はそうでもないんだけど
たまってやって来ると大変(それでなくても忘れっぽいのに!)
おかげで todoリストはぎっしりです
やることが多いと立ち止まって考える時間がないのがな どうも 気になる...
いよいよ 忙しい季節になったのか...


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「水光舎四季」(石野晶 徳間文庫 ISBN:9784198938925)

ちょっと間違ったお話しを読み始めてしまったのかと思った
でも
面白く 軽やかな気分になってすぐに読了
奇抜な設定
人里離れたとある場所に「水光舎」という“特期生”が集う宿舎があるという
“特期生”とは“特別能力期待生”のことで
常人にはない優れた能力を持つ生徒たちを指す
日本中から選ばれた“特期生”は春夏秋冬の四季のうち三ヶ月だけをこの「水光舎」で過ごす
一話目は「春」 植物の声を聴くことが出来るという“庭師”の少年が主人公
そして 夏は“画家” 秋は“ユーレイ” 冬は“飼育員”がそれぞれのお話しを紡ぐ
親元を離れて初めての寮生活
季節ごとに入れ替わる“特期生”の交流 もちろん 淡い恋心
そして 自分の能力に対する不安や挫折...
特殊な環境という設定だからこそ 心情の素直な吐露にもうなずけてしまう
上手いな
でも その特殊な能力がお話しが進めば進むほど生かされていなくなっているような...
彼らがこの「水光舎」を卒業してからのお話しも読んでみたくなる
かつて「家族八景」や「七瀬ふたたび」などで胸をわくわくさせたような感じ
(どんだけ昔やねん!)
(そこまで踏み込んではいないけど)
まずまずおすすめ
一気に読めますょ
by hangzhou21 | 2014-11-04 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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