■ ささらほうさら

すっかり涼しくなった(素直に嬉しい!)
こうなると 小さなお鍋しか持ってきていないけど
おでんをこさえたくなるから不思議なもの

ほぼ満席の朝の便 小雨が煙る松山から曇天の東京へ
途中でお弁当を仕入れて国立劇場へ
小劇場へは初めて(名前の通り「小」ですね)
文楽「双蝶々曲輪日記」を通し
・堀江相撲場
・大宝町米屋
・難波裏喧嘩
・橋本
・八幡里引窓
「相撲場」「引窓」は歌舞伎で何度も観てるけど
その他は今回初めて
う〜んそうだったのか(と思いながらもずいぶんと撃沈...)

その後
「リスボンに誘われて」という映画
これ ずいぶん前に読んだお話し
「リスボンへの夜行列車」(パスカル・メルシエ 早川書房 ISBN:9784152092816)が原作
渋谷Bunkamuraの小さいル・シネマ なんと満席なのにはびっくり!
お話しの詳細はすっかり忘れていたんだけど
なかなか巧く映像化してあって
でも 映画を観ながら思い出す
(映画の出来ウンヌンではなく)このお話には二つの“必然性”が弱いと
すなわち 少女はどうしてスイスのベルンで橋の上に立っていたのか
そして 先生は何故にアマデウの幻を追うのか...
でも
ひょっとしたら これまでの人生に倦んでしまったライムント(先生)
動機や必然は必要なく“きっかけ”だけでよかったのかも...
そうか〜 ボクはその域までまだまだ達してないんだな


サンフレはホームにアルビを迎えてナイター
ホテルの部屋で大人しくネットで途中経過を追いかけようかと思ったら
さすがに東京
このゲームを放映してくれるスポーツバーがあるじゃない!
アオちゃんと復帰の石原直樹のゴールで勝つ
スコアのような完勝ではなく どっちに転んでもおかしくない内容だったけどね


  +  +  +     -  -  -     +  +  +


「桜ほうさら」(宮部みゆき PHP研究所 ISBN:9784569810133)

これから笙之介はどうやって生きていくのだろう?
読了して実に気が重い
人生の命題として 大部分を占めていたものが
突如として土台から崩れてなくなってしまう
呑気に飄々として生きてきた笙之助にしても
頭を抱えてしまう
エンディングに至るまでの幾つかのエピソード どれもよく練られてる
登場人物は少なくないのに ちっとも混乱しない
(ボクがいまさら云うのもなんだけど)この書き手さんの力量がよく示されている
ほのぼのとして 思わずクスッとしてしまう
気ままな(ように見える)その日暮らしの長屋生活にあこがれさえ覚えるな
“贋字”ってとっても興味を惹かれたけど
結局それがどういうものなのか説明が省かれていたのはちびっと残念
結末はともかく
そこそこ束はあるけどすぐに読めます
出来れば全てが丸く収まってハッピーエンドにして欲しかった...
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by hangzhou21 | 2014-09-20 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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