■ 彼岸花の朱

庭仕事をして 金魚鉢の水を入れ替える
そうだ
こないだ行った今治の田舎道
用水路にめだかが泳いでた
小さい水槽を買って飼ってみようかな

シャワーで汗を流してから
昼過ぎの飛行機で松山へ戻る
今日は曇天 このところの爽やかさから一転して妙に蒸す
上林のヒルクライムとも思ったけど 元気なく
いつもの重信川のコースにしておく
もうすぐお彼岸か
土手には幾本か彼岸花の朱 自然ってえらいなぁ...


    ~ ~ ~       ~ ~ ~       ~ ~ ~


「アップルソング」(小手鞠るい ポプラ社 ISBN:9784591140031)

大戦末期 岡山空襲の焼け跡から救い出されたのは生まれたばかりの茉莉江
時を経て自分の意志とは関係なく米国へ渡る
そんな彼女の人生を俯瞰するかたちでお話しは進んでいく
ときおり「私」という一人称が挟み込まれ
「私」が多くの証人から話しを聴き
茉莉江の足跡を丹念に追い掛けているのだとわかる
やさしかったあんちゃん
NYで偶然知り合った日本から来た雑誌カメラマン坂木
そして パーティで紹介されたウォー・フォトグラファー蓮慈
茉莉江には手が届くのかどうかは別にして いつも憧れの男性がいたんだな
幾多の出会いと別れがあり 茉莉江はフリーの報道カメラマンとなる
私・美和子の語り口はとても柔らかく その視線が優しい
どうして美和子は茉莉江のことを調べはじめたのか
その理由が明らかになり
接点がないように見えた茉莉江と私・美和子の関係が一気に収束していく
一言 見事だ
忘れられない読み応えのあるお話し
茉莉江や美和子と時間を共有出来る人におすすめなのはもちろん
実は むしろ昭和を知らない若い人にこそ読んでもらいたいと思った
写真とか戦争というキーワードだけじゃなく
生き方や職業選択 そんな悩みに応えてくれるんじゃないかな
おすすめです
しかしな
マッキントッシュってリンゴの品種名とは知りませんでした
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by hangzhou21 | 2014-09-15 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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