■ ブルーマンディ

いつまでも寒い
桜三里のあたりは雪が舞い
お山は白くなってる
啓蟄(3/5)は過ぎたけど 春の歩みはのろいぞ

今週末にイベントがあるので
その準備に忙殺されている(わけでもないけど)
気だけはかなり焦ってる
あれもこれもとtodoリストを作って
ある意味 時間との闘いでもあるわな
そんな中でも
今週は
web中継を使った長い会議やら
リアルに行かないと行けない会議が高松と広島
(広島は断ってしまった)
移動時間があると本を読んだり居眠りできるのはいいけど
ほんと 時間がもったいない!

競馬は細々と買ってます
先週のアーリントンC 今週の弥生賞
ちびっと当たって
25レース買って的中が(たったの)4つ
通算の払戻が13,550円 トータル▲11,450円
今年に入ってからずっとマイナスです...
もうクラシックの足音が聞こえてる
ちびっとまくって頑張ります!


 ***     ***     ***


「櫛挽道守」(木内昇 集英社 ISBN:9784087715446)

この書き手さんのお話しは「茗荷谷の猫」「笑い三年、泣き三年」
たしかこの二つを読んでいる
しかし 迂闊にもこの書き手さんが女性だったとは今まで気付かなかった...
それはさておき
幕末 山深い中山道の宿場が舞台
この地に長く伝わる櫛を作る一家に生まれた女性のお話し
この地では櫛は男が挽くもので女は手出しをしてはいけないという風習があり
その因習に立ち向かい技を極めるのが登勢という女性
そのはかなげな努力のお話しなんだけど
この家族が魅力的だ 技に秀でた寡黙な父親 末っ子で長男の直助 妹に母親
そして婿
それぞれが 端的にその時代に生きる「人」を表している
その立場や考え方によって上手く書き分けられていて すんなりうなずける
櫛挽きの伝統を守ってきた父親がその技を「借りているだけだ」と言う
スゴイことを言うもんだと 素直に感動しました
保守的なだけの母親 そして自ら「幸せ」を手に入れようと挑戦的な妹...
風雲告げる幕末の世相がこんな山深い里の宿場にまで影響を及ぼし
周囲の人たちとの固いようでもろいしがらみにがんじがらめになり
問屋との軋轢に心を痛める
「女だから」という因習は理解できないほど厳しかったんだろうな
幕末から160年ほどの時を経た今となっては
櫛を挽く技の行く末は確かめなくてもわかる
でも ラストで登勢が得たものに なんだか嬉しくなるのはボクだけではないはず
それにしても
直助が生きていればなぁ...
興味深いものの ある程度読み手を選ぶお話しなのかもしれません
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by hangzhou21 | 2014-03-10 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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