■ 春遠からず

レンギョウはそのままだったけれど
ナツツバキは少し芽が大きくなったみたい
まだあったかくなったとは言えないけど 季節は確実に進んでる
もう3月だもんね

門戸から松山へ移動
もう慣れたつもりだけど ちびっと切なくなる
松山へ来て11ヶ月経過
仕事も生活も街にも馴染んだつもりなんだけどね
行きしなの金曜最終便は満席だったのに
日曜の昼下がりプロペラ機は半分も埋まってない
すっかり寝入ってしまい
ドスンという着陸のショックで目が覚めた


 ***     ***     ***


「ぼくは本屋のおやじさん」(早川義夫 ちくま文庫 ISBN:9784480431196)

なんとも切ない
全く違うビジネスの世界から出版の世界へ放り込まれたのは20年近く前だった
そのあまりにも旧式で非合理的な世界
驚くというか ただただびっくりした
こんなことを続けていたら早晩出版の世界はアカンようになる
そう思ったものだった
それでも ヒット商品もない零細な版元が故に
ボクが感じた違和感を是正するとか 異を唱えるとか
そんな声をあげるとかことは出来なかったのも事実
版元の営業だってオカシイと思ってる
そして やっぱりなんだけど 書店さんもオカシイと思っていたわけだ
売れる本は入って来ない
なのに毎日毎日配本はある 山のように
いい本とは何なのか いい書店さんとは何なのか...
そんな当たり前のことが提言されているのに
全く変わってない この世界はそのままやねんな
このお話しを読んでいて胸が苦しくなる
この10年いや5年か
必然だったのかもしれない
劇的に変わった
ひょっとしたら本を買うという行為は変わらないのにその本をどこで買うのか
それが大きく変わった!
それでも ボクは“街場の小さな書店さん”に頑張って欲しいと思う
いや ちっとも協力していないのにそう思わずにはいられない
読む人のキャリアによって全く異なる そんなお話しですね
ボクはもうその世界には居ないにも関わらず胸が苦しくて仕方なかった
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by hangzhou21 | 2014-03-02 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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