■ 病気

熱で伏せっていると
まぁ当然本は読まない いや読めない
それでも 読みたいお話しはボクの体調に関係なくどんどん出てくる
「キアズマ」(近藤史恵 新潮社 ISBN:9784103052548)
「辞書を編む」(飯間浩明 光文社新書 ISBN:9784334037383)
「アイデアの直前」(岡康道 河出書房新社 ISBN:9784309021591)

こりゃ
病気
書店さんで考える
今のところ 読むよりも買って所有することで満足してるなぁ
まぁ 時間をみつけてコツコツ読むしかないな...



「母親ウエスタン」(原田ひ香 光文社 ISBN:9784334928490)
母親不在で困り果てている父子家庭にどこからか現れ
瞬く間に子供たちを危機から救う広美
その姿には計算されたものはなく献身的 子供にとってはまさに“天使”
一方 突然授業に現れなくなった真面目な彼の行動に疑問を持ったあおいは彼を尾行する
この広美とあおいのストーリー
意外な早さで交差する
そこからラストまできっちり読ませるのは このお話しの巧さ特異性のおかげだろうか
感動で目頭が熱くなる訳でもなく そんなアホなとシラケて突き放す訳でもない
解るようでわからない
なんとも上手く表現できない 不思議な味わいのお話し
幾つかの母と子の姿が語られている
それらのどれが正しくどれが駄目なのかではなく
各々が自らジャッジしてその関係に折り合いを付けていくしかないんだと教えてくれる
たとえそれがどんな関係であったとしても「母親と子供は切っても切れない仲」なんだなぁ...
ヒトっていろんな意味で“社会的”になってしまったが故に
いろんな“本能”をオブラートにくるんで生活している
広美は 困っている子供を見つけだす嗅覚が研ぎ澄まされ
子供を守って育てるという本能が社会性をはるかに上回っている
「こんな人っているんやろか?」と思わずにおられない
しかし 幾つかのストーリーを読むうちに広美のことがかなりわかってくる
ラスト やっぱりなとも思うけれど どうもすっきりしない ちびっと惜しい
この書き手さん もう少し読んでみたい気がします
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by hangzhou21 | 2013-05-08 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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