■ ソウルかテジョンか

「ソウル? それとも太田/テジョンにする?」って
飛行機に乗らなくても 地下鉄で行ける
ひと月ほど前から ソウルかテジョンへ行こうと盛り上がっていた
「ソウル」は大国町から少し歩いたところにある焼肉屋で
「テジョン」は桜川にある韓国料理屋
でも
諸般の事情により 結局は福島のガード下にある煙たい焼肉屋へ
ここはここでなるほど味はある(ほんま久しぶりや!)
若いのを引き連れて5人
口ほどにもなく そんなに食べへんし飲まへん
それでも 七輪を囲んで肉をつついておしゃべりするのは楽しいもんやなぁ!
次回は 地下鉄でソウルかテジョンへ行きますか
(しばらくは肉はもうええけどなぁ...)


「夢を売る男」(百田尚樹 太田出版 ISBN:9784778313531)が並んでる
さくっと読み終える
ある程度期待していただけに ちびっと肩透かし
でもなかなか面白い 着想がいい
自費出版ではなく“ジョイントプレス”
知識として知っていたけど こんな世界だったのか!
中盤までにどんどん出てくる自己顕示欲というか自信過剰の方々の描き方が秀逸
だからニーズがあるわけで これは考えてみたら悪徳商法でもなんでもない
編集部長の牛河原が放つ言葉の数々 どれも妙に説得力があって 実にいい!
己の欲がとどまるところを知らないのも事実だと思うけど
“本の書き手になるという”ことに対しての敷居がムチャクチャ低くなったということなんでしょう
自分が書いたテキストの発表の場がここかしこにあるということか
それでも なかなか出版物にはならないけどね
そこを商売として割り切る牛河原の姿勢は「あり」だと思うな
ただ 出版の世界に身を置いていたことがある者にとっては耳が痛く
つくづく 出版というのはもうすでに商売として成り立たないんだと思い知らされる
出版の世界をご存知でない方には興味深いことばかりなのかな?
軽く読めますが 文庫まで待ってもいいかもしれません
この書き手さんには次回作に期待しましょう
(追記)
どうしてこの「夢を売る男」がもうひとつなのかを考えてみた!
ふと思い至ったのが 売る方の話しばかりだからではないか
夢を買った方 すなわち 本を出したいという夢が(半分?)かなえられた人たち
この人たちにも 本が出た後のドラマがあったはずだ(しかもかなり濃厚な!)
そこがすっぽりと欠けているのが この書き手さんらしくない
根拠のない自信に満ち溢れていたひとたちが
決して安くはない金額を出して手に残ったものは一体何だったのか
それを知りたかったような気がします

「習近平と中国の終焉」(富坂聰 角川SSC新書 ISBN:9784047315907)
中国は習近平を中心とした新しい指導体制になった
どんな背景で彼が中国の頂点に立つことになったのか知りたいと思って手に取った
>習近平の中国がどこへ向かうのか、その答えの大半は共産党という価値観のなかにあり、
>共産党政権が歩んできた歴史の連続性のなかにこそある。(P6「はじめに」)
ガツンと来た!
そして この2行に満たないこの一文にこの本の全てがある
そうか こんな捉え方考え方があったのか!
一党独裁のこの国では 指導者は決して選挙では選ばれないことを忘れていた
そういう意味では国民や一般大衆に迎合して支持率を気にする必要はないのか
>中国共産党の歴史がつくり上げた価値観というレールが敷かれている(同)
「共産党の存続」こそが命題なのか
すなわち 新しい指導者はこの命題を第一義に選ばれる
そんなことを幾つかの例を挙げながらこの本は教えてくれる
すなわち 薄煕来事件 習近平が選ばれた理由 そして 中国の民主化
今まで新聞などから得ていた情報とはまた違う角度からのこの視点は新鮮
習近平の新指導部に何も期待してはいけないと云うことと
しかしながら 新しいマグマが蓄積されているという予兆も感じることが出来ました
「帝国主義」に突っ走っている中国がこれからどうなるのか 興味が尽きません
(「紅の党」(朝日新聞中国総局 朝日新聞出版 ISBN:9784022510297)と併せてお読みになることをオススメします!)
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by hangzhou21 | 2013-02-20 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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