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■ 理科棟から海が見えた

「海を見に行こう」(飛鳥井千砂 英社文庫 ISBN:9784087450217)
ボクが通っていた高校
高台にある
海からは相当距離が離れていたのだけど
理科棟という(当時)新築の校舎の4階 地学の授業がここであるんだけど
南側の窓際に座ると はるかかなたに海が見えた
そんな大昔のことを思い出す
そして
このたとえはかなり古いのかもしれないけど
「神田川」と「演歌」の間には目には見えないけれど越えられない深い溝があるんだなぁ
でも 当事者にとってこの溝はないに等しいのか...
「青春」と「人生」
現在進行形のときは連綿と続いているんだけど
過去形になったときには 愕然とするほどの違いがある
「恋」と「結婚」
恋愛の延長に結婚があるのは確かなんだけど
そこには決然とした違いがあるように...
(わかる人にはわかると思うけど...)
そんなことを(残酷にも)思い知らせてくれるのがこのお話し
何をいまさらセンチなことを云っているのかと思う
でも 読み進めながら心のヒダで受け止める違和感...
東京から遠くない海辺の街を舞台とした短編集
収められているのは6作なんだけど
二話目の「キラキラ」は“現在進行形”(いやそれ未満?)で眩しい
その他の5作は 確実に“過去形”(というか“こっち側”なんだ)
青臭いお話しなのかもしれないけれど
ふっと心に染み入る そんな瞬間を上手く切り取ったお話しだと思います
いつまでも「青春している」と思い込んでいるおじさん向けなのかもしれません

次は
珍しく 若いのに貸してもらった
「和菓子のアン」(坂木司 光文社文庫 ISBN:9784334764845)


松竹座は「二月花形歌舞伎」の初日
愛之助が座頭をつとめる新作歌舞伎二題
昼の部は「八犬伝」
いやはや 入りが良くない 三階席は半分も入ってないぞ!
その代り(?)大向さんは大集合だったけどね
比奈三さんも當十郎さんもチラっと出てました
若手主体はいいのにして 松也くんが抜擢だけど かなり残念
立ち回りに華がない スピードもキレもない もう少しお稽古しましょうねって感じ
薪車さんや壱太郎は流石に上手い! 安心して観ていられる
(松也⇒薪車 梅枝⇒壱太郎 と配役を替えた方がいいかも...)
お話しそのものが荒唐無稽なのは確かないんだけど ちびっと欲張りすぎかな
もう少し整理して 筋を追いかけるよりも 踊りを入れた方がいいのかも
愛之助の四役にもかなりムリがあるしね
楽しいけど もう一歩かな
 

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(前夜予想)きさらぎ賞
少頭数ながら難しい組合せ(08インパラトールは取り消してしまったしね)
シンザン記念に続いてもう一度03タマモベストプレイに注目(距離延長が微妙だけど)
が 中心視するには心もとない
ということで
01バッドボーイ02マズルファイアー06リグヴェーダ09ラストインパクトまで手を広げて
よくわからないのでこれらの五頭のボックス すなわち
馬連ボックス(01*02*03*06*09)10通り各100円

(前夜予想)東京新聞杯
どれかいい馬いないかな~と見渡したところ
11マウントシャスタから入りたい 鞍上が豪腕のイメージ強いビュイックなのもいい
相手には01ダイワマッジョーレ05クラレント10レッドスパーダ
そして 同じレースを好走するイメージがあるのが16ガルボ
昨年のこのレースで優勝しているのが心強いので押える
馬連 11⇒01*05を400円 11⇒10*16を100円 です
(08トライアンフマーチ09ドナウブルーは泣く泣く切ります...)
by hangzhou21 | 2013-02-02 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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