■ 新春歌舞伎

東京で驚いたのは
先週の雪があちこちにけっこう色濃く残っていたこと
まるで 春先のソウルを歩いているような気分だった
びっくりしたなぁ...

土曜 新春浅草歌舞伎
海老蔵と愛之助 二人はもう“花形”は卒業
興行そのものが地味ということではないけど なんかな「華」も感じなかったのも確か
第一部
「お年玉」
「寿曽我対面」
「極付 幡随長兵衛 公平法問諍」
第二部
「彦山権現誓助剱 毛谷村」
「口上」
「勧進帳」
どの演目も初めてではないだけに 緊張感やや薄く 時折撃沈してしまう
「口上」は海老蔵の“睨み” 久しぶりだからこれでこの一年は風邪は引かないかな?
(このところ ボクの体調が極めて低調なだけに これはウレシイ!)
「幡随長兵衛」も「毛谷村」も少し前に“通し”で拝見しているからなんとかなったものの
この「公平」(“きんぴら”と読みます)「毛谷村」(こちらは“けやむら”)
上演された段だけを観ていると「いったいなんのこっちゃい!」って感じでしょうね...
今年の浅草は海老蔵と愛之助の対比がテーマなのかもしれないけど
やっぱり さすが成田屋本家の御曹司 海老蔵のほうが貫禄がある
贔屓の愛之助だけど 声がなぁ...(別に海老蔵の声がいいというわけじゃないけど...)
愛之助はもう少し重みを出していかないと 千本桜の「すし屋」の“弥助”(実は維盛)って感じ
よく言うと「油地獄」の“与兵衛”か「封印切」の“忠兵衞”(考えてみたら 近松ものの主役だからいいか...)
愛之助には二月の松竹座花形歌舞伎に期待しましょう(こっちでは主役だしね!)
若手もいろいろ出てたけど やっぱり壱太郎が光ってた!
新春の浅草
かつてはポスターやブロマイド ポストカード(昔はセロハンテープも!)いろんなグッズが売られていたのに
今回はとうとう番付のみ... 淋しいもんですなぁ

日曜は
国立劇場新春歌舞伎公演「夢市男達競(ゆめのいちおとこだてくらべ)」
こちらは復活狂言を復活させて通し いろんな仕掛けもあって なんとも国立劇場らしい公演
もちろん 下敷きになったという河竹黙阿弥の「櫓太鼓鳴音吉原」のことは知らない
けっこう ボクでもわかる他の芝居の場面を拝借しているのが楽しい
序幕 ば~んと鶴ヶ丘八幡の勢揃い これって「忠臣蔵」の序幕そっくりだし
途中の店先 なんと屋号が「三浦屋」とくれば「助六」の世界ですね
なんだかクスっとさせられる
台所では 猫とネズミの軽快な立ち回りが面白く まるでミュージカルみたい!
時事ネタのギャグがセリフにちりばめられているのも 国立劇場らしくていいです
菊五郎は顔見せ程度で淋しいし
菊之助は頑張っていたけど 役としては惜しいかな(タマの亡霊は良かったけど...)
松縁は多役で活躍してた割には印象に残らないのはもったいない
一番得をしたのが亀蔵 この人はこんな役どころでの芝居がほんとに似合う!
松縁のところのおぼっちゃん 藤間大河ちゃん よ~く頑張って和ませてくれました!

ここのところ時蔵をよく観ていてようやく気が付いた!
(ボクが云うのもなんですが)この人いいです!
もっと観ていたいと思いました!

いやはや
歌舞伎はやっぱり面白い!
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by hangzhou21 | 2013-01-20 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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