■ サラブレッドマーチ

午前中は庭仕事をしようと思っていたけど あまりにも寒い
それに考えてみたらテーピングで膝を曲げられない
「じゃぁ」っと おっとり刀で仁川へ出陣
今日は文字通り“宴の後”だなぁ
ふ~む
なんか空いてる TV前の椅子にも座れちゃった
今日は懐古調で 本馬場入場の行進曲が古い
9Rの特別戦からは あの「サラブレッドマーチ」やんか!
その昔 疲れ果てて重いカバンを持って歩きながらもこの曲を口ずさめば
何故か元気になったもんです(単純やったなぁ...)

レースの合間に読み終わったのが
「海の見える街」(畑野智美 講談社 ISBN:9784062178549)
N紙の夕刊で北上次郎が薦めていたので読んでみる
四話からなる連作
海が見える街にある図書館が舞台 ここで働く四人の若い人たち 話しを紡いでいく
正直云って 最初はよくわからなくて面白くない だからページがなかなか進まないし やや後悔
でも 三つ目の松田くんに話題が移ってから 俄然面白くなる
ラストはやや拍子抜けだけど まぁ こういうのもありかな
どんなものだろう ヒトってやっぱりちょっと変ったものが面白いと感じるんだよね きっと
ボクにはリズムが合わなくて もうひとつかな
そう思いながらも なんだか“続き”が読みたくもなってる
なんだか ふわっとした不思議な感覚
「海の見える街」ってタイトル 何か耳にしたことがあるなと思ったら
映画「魔女の宅急便」のなかで流れる挿入曲だったんですね

北上次郎さんは妙に合う人で
この人が紹介しているお話しは ぼくにとってはあんまりハズレがない
今回ばかりはアカンかなと観念したけど まずまず面白くてよかった
昨日のM紙の読書コーナーにコラムが掲載されていて びっくりした!
ふ~ん こんな寝ても覚めても競馬がお好きだったのか!
まるで 在りし日のボクみたいやんか...


仁川のスタンドで続けて読み始めたのが
「追風ライダー」(米津一成 徳間書店 ISBN:9784198635206)
1年ちょっと前まで
もっぱら“紙上のサイクリスト”で よく自転車関連のお話しを好んで読んでいた
その中でも「自転車少年記」は特に好きだし
川西蘭の「セカンドウインド」シリーズも気に入ってる
(もちろん近藤史恵の「サクリファイス」のシリーズも!)
でも 実際に自分がロードバイクに乗るようになると
もっぱら“路上のサイクリスト”になってしまい
そういえば 自転車のお話しは手にとっていなかったなぁ
本当は 乗り方とか整備の仕方なんかのハウツー本を手に取るべきなんでしょうが
その手の本はあんまり好きではないのです

久々に ふと目に入り 何気なく手に取ったのがこのお話し
一気に読めた そして なんだかね ラストはふっと涙ぐむ(最近涙腺弱いです)
「あゝ自転車はいいな」そう思ってしまう
ロードバイクだけじゃなくてクロスバイクなどが周囲にちりばめられ
その周囲にいるいろんなひとたちがつながれる五つのお話しの連作集
そのどれもが素敵
なんかね 単純な感想なんだけど いいんです
そっと後ろから背中を押してあげたくなる ガンバレって声を掛けたくなる
そうそう ペダルをまわしたら 一気に自分の世界に切り替わる
こんなふうに 自転車の世界を言葉にに置き換え テキストで伝える力って凄い!
既に“路上のサイクリスト”の方はもちろん
まだ乗っていない“紙上のサイクリスト”の方も絶対に楽しめます! おすすめ!
続編 出ないかな?

次はようやく出会えた
「東京バンドワゴン レディ・マドンナ」(小路幸也 集英社 ISBN:9784087754094)
それとも 小躍りして喜んだ
「幕が上がる」(平田オリザ 講談社 ISBN:9784062180702)
どっちか行きます! 楽しみ!
どちらも そう難しくなさそうだし すぐに読めそうです!
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by hangzhou21 | 2012-12-24 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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