■ おめでとう 長崎

「その日東京駅五時ニ十五分発」(西川美和 新潮社 ISBN:9784103325819)
戦争は云うまでもなく理不尽で悲惨なものだ
戦争を主題にしたお話しは 勇敢なものか悲惨なものなんだけど
こんなふうに戦争に関わっていた“兵隊さん”もいたんだな
別に美化されているわけでもなく 淡々と抑制された筆致
読んでいるボクはなんだか水彩絵の具で書かれた絵を眺めているような気分になる
読み終わって 「そうか!」と装丁の意味がわかった
飛行機に憧れていた中学生
体格が悪く 兵役検査の結果 徴兵猶予 飛行機の部品を作る軍需工場で旋盤作業を担当している
(これが楽しくって仕方ない)
が 昭和20年の春になって 急遽召集がかかり 通信部隊として大阪から東京(といっても関東平野の片田舎)へ
部隊の特殊性から いち早く日本の無条件降伏の事実を知り
上官の命令により8/15を待たずに部隊は解散 各自400円を持ち帰郷することになる
主人公が友人と乗るのが“東京駅五時ニ十五分発”なのだ
彼は今から自分が帰る広島に新型爆弾が投下され壊滅的な被害を受けたことも知っている
知っているけれど帰る街は広島しかない
24時間かけてたどり着いた街は 彼の知らない街であった
「ここじゃない 九州か関西へ行こう」と思うけれど
逞しい姉妹に出会い 廃墟なのに何故かわかる家への道をたどりながら
やはり家に向かってしまう
乾いているのに 何故か心にしみいるお話しです
実写版の映画よりも むしろ アニメにして欲しいような気がします
短いお話しなので すぐに読めます
可能であれば「夕凪の街桜の国」(こうの史代 双葉社・Action comics ISBN:9784575297447)と併せてお読みください


次にカバーを掛けたのが少し前に買った
「空の拳」(角田光代 日本経済新聞出版社 ISBN:97845322171155)
まだ一割くらいしか進んでないけど 面白い!
今後どんな展開をたどるのか ワクワクします

ついふらふらと新刊で買ってしまったのが
「我ニ救国ノ策アリ 佐久間象山向天記」(仁木英之 幻冬舎 ISBN:9784344022706)
「あと少し、もう少し」(瀬尾まいこ 新潮社 ISBN:9784104686025)
何時順番が回ってくるのかわからないけど
二人とも十分に期待できる書き手さんだけに楽しみにしておきます!
この間「シスター」という翻訳のお話を読んでいたら
なんだかロバート・ゴダードが読みたくなった
「新刊出ないのかな?」と調べてみても 出ないみたい 出るとしたらクリスマスの頃かな?
待ってると出なくて ふいに平積みされている まぁそんなものかな


まぁ
決まっていたこととはいえ
V・ファーレンのJ2昇格が正式に決定(おめでとうございます!)
従って FC町田ゼルビアのJFLへの降格が決まった
ゼルビアは今季昇格したばかりなので さぞかし残念でしょう
いままで どんな成績でもJ2からの降格はなかったので
今季からの降格システムは いい意味で下位のクラブへの刺激と緊張感になったと思う
J1への昇格も最後まで6位のクラブへも可能性があるわけで
上位中位のクラブも目の色が変っていたしね
これで九州に6つもJのクラブがある これって凄いね
これからも切磋琢磨して できればJ1に揃っても面白いんじゃないかな?

サンフレ
ビッグアーチの最終戦 全席種で前売りが完売とプレスリリース
調べてみたら レッズ戦もヴィッセル戦もアウェイ席は完売している(みたい)
紫に染められたビッグアーチ楽しみです!
でもなぁ どうやって行こうかな
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by hangzhou21 | 2012-11-12 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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