■ 四国遍路

父親が鬼籍に入るまで
仏教だとかキリスト教だとか神道だとか まぁ 宗教には全く興味はなかった

父親の葬式をあげるにあたり お経をあげる坊さんがいないとなんとなく収まりが悪い
な~んにも考えず 葬儀屋に坊さんを手配してもらい
(その坊さんではないけれど)縁が出来たのが真言宗
以来 なし崩し的に この宗派の仏壇を買い
今では 命日とお彼岸にはありがたいお経を唱えていただいている
母親はすっかり帰依してしまい 毎月 近くにある真言宗のお寺へ行っている
それを傍から観ているボクは 仏教の手堅さというか底堅さ懐の広さを感じてしまう
な~んにも抵抗感なくす~っと入ってきてるもんなぁ...
そのうちに 仲の良いばあさんたちと「西国三十三所巡礼」を巡り
その宝印を集めて掛け軸に仕立てている
その掛け軸を坊さんが来るたびにいそいそと飾る姿を目にして
「ふ~む 次はお遍路さんかな」と心の中で思っていた
しかしな 80を超えた母親に四国一周は難しい ここはボクが回るしかないか...
そんな思いを心に秘めながらここ数年過ごしてきたけど
なかなか実際の行動に動かすのは 時間的な制約もあるし 難しい(ような気がする)
実際にはまだまだ「機が熟していない」ということか
そんなこんなで ようやく手に取ったのが
「四国遍路」(辰濃和男 岩波新書 ISBN:9784004307273)
2001年の発行だから 10年以上も前のものだけど 色褪せてはいない
それどころか ふと心を動かすものがある
母親には宝印がそろった白衣を渡したいものだけど...
お遍路の方法は幾つもあるのか
Qちゃんでぐるっと駆け足で巡ってもいいし
例え幾つかのパートに分けるにせよ 自分の脚で歩く手もある
それか SpanishExpressで廻るという手もあるか(ないか!)
それに
お遍路さんは特殊というか 特定の宗教色に染まっていないというか
真言宗の門徒である必要はまったくない(どころか仏教徒である必要すらない)と知る
これは 宗教行事ではなく 自己と向き合う旅なんだなぁ ということがわかってきた
そういえば
大昔のこと「旅の重さ」という 極めて利己的な映画があったなぁ...
(当時のボクには理解不能だったけど...)
調べてみると この映画1972年の公開 それをいつ頃観たんだろう?
関根恵子のデビュー作だと記憶していたけど それは間違いで高橋洋子のデビュー作
(この人 今はどうしているのかな?)
一回まわったらおしまいなのではなく 二回目も三回目もある奥深いスパイラル
一回目は駆け足でクルマでもいいか 目的があるしね
でも
いつかは自分の脚で歩き通してみたい そう思わせる
でもでも
行動を何時起すのか 否 いつ機が熟すのか
それはまだわからない
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by hangzhou21 | 2012-11-08 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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