■ VAN

新設大学の不認可の件
予想通り動きがあった
その記事を読みながら
手法そのものは歓迎しないけど 一概に不認可だけが批判を受けるのもどうかと思った
考えてみたら
認可されているわけでもないのに
校舎を建てたり 学生募集の活動を活発に行っているというのも
“慣例”とは云え妙な話しであるのも確か
これって 結局
文部省の指導にのっとって準備をしさえすれば間違いなく認可されるってことで
それは 審議会のそのものが形骸化していた証拠でもあるね
結局
「多くの若者の夢を奪う」なんて見出しになって まぁそれも事実なんだろうけど
むしろ「これだけお金を掛けて準備してきたのにどないしてくれんねん!」
そういう ビジネス面への影響が懸念されていたわけだ
すなわち新設大学は“教育”ではなく“商売”だったという側面を露呈したわけだ
常識的に考えれば 個々の意義は別にして もうこれ以上大学生を増やしても仕方ないでしょ
どこかで歯止めをかける必要があったのは確か
じゃぁ そのために文部省はどんな順番でどんなことをすべきだったのか
そういう反省が必要だと思います はい


「VANから遠く離れて」(佐山一郎 岩波書店 ISBN:9784000222228)
ようやく読み終える
もちろん美化されている部分もあると思う
でも 石津謙介 かっこいいぞ
それに どこか人を惹き付ける魅力を持っていた人だったんだろうな
ボクは中学生の頃(いや小学生だったかもしれない)初めて「VAN」に出会い
そのまま素直に単純に「かっこいい!」と思って憧れた
そして 今に至るまでVANのジャケットを愛用している
(大阪では上本町の近鉄百貨店にショップが入ってます)
その VANブランドを立ち上げた人こそこの評伝の主人公・石津謙介
意外なことに彼自身は“アイビー”や“トラッド”はあまり好きではなかったようだ
なんだか不思議な気になる
それに 戦前 中国の天津租界で活躍していたなんて知らなかったな
この本を読んで 楽しいとかためになるとか そんなことはないけれど
ボクの前後10年くらいのVANに感化された世代の方には「なるほど」と思うことも少なくないと思います
「for the young and the young-at-heart」と
「FOR THE ACTIV MAN AND THE MAN OF GOOD TASTE」の違いもわかった
子供の頃 どうしてあんなにVANに憧れたのか その理由もほんの少しわかったような気もします
それにね VAN倒産の遠因にロッキード事件があったなんて知らなかったなぁ
ボクは きっと今後も“アイビー”というか“トラッド”を愛すると思います
それはそれでいいよね
いまの若い人が 段返り三つ釦パッチポケットでフックベンツのブレザーを着てるとこって
まぁ 見ることはないし
それに 細身のシルエットでノータックのパンツにローファーなんて後姿を見かけたら
だいたいボクと同年輩っていうことです
好きな人にはおすすめですが そうじゃない人も多いかもね
文字通り“読む人を選ぶ”本です
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by hangzhou21 | 2012-11-06 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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