■ 伊藤咲子

もう二十数年も前
二度目の大陸で引率したのは
長野県の高校 男子ハンドボール部の皆さんだった
北京から上海 一週間ちょっとさんざんいろんあことがあったけど
上海からの飛行機は成田に無事着いて ここで解散
皆さんは鉄道を乗り継いで長野へ戻り
ボクは数時間後に伊丹へ飛行機で戻る
そのNH イヤホンサービスで聴いたのがNHKのラジオ
(きっと土曜で 広瀬久美子さんの番組だったと思う)
流れて来たのが 伊藤咲子の「乙女のワルツ」だったのか「ひまわり娘」だったか
とにかく抜群の声量で歌が巧い
二度目の大陸だったから それほどダメージがあったわけではなかった
だけど 彼女の日本語の唄声が胸にずしんとしみこんだ
理由もなく 頬に熱い涙がつたった

初めての大陸
あのときは ムチャクチャに中国という国にいじめられた
上海からJLに載りこむとき
飛行機の入口 日本人のスチュワーデスから「お帰りなさい」と声を掛けられたとき
あまりにもほっとして ここでも思わす涙した
(やっと日本の常識が通用する世界に帰ってきた!)

いまとなっては
引率や添乗員として海外へ行くことはもう有得ない
個人で出掛け ソウルや香港から戻るとき あれほどほっとしたり感激することはもうない
あの重圧を懐かしく想い出すだけ
出張で羽田から伊丹へ戻る際と何も変わらない
ボクもすっかりおっさんになってしまった
あの伊藤咲子さんもそうなんだろうな
ふと
もう一度聴きたくなった YouTubeで探してみようか...
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by hangzhou21 | 2012-01-30 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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