■ Y紙のコラム

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犬童一心監督の「私的CINEMA案内」というコラムが不定期にY紙の夕刊に載る
このコラムを楽しみにしている
が 紹介されているお話しを何本か観たものの ボクとの相性はそんなに良くないのがちと残念
今回は「見えないほど遠くの空を」というお話し(長いタイトルやな!)
なかなか良さそうなので観に行こうかな
どこか甘酸っぱい青春の一こま風で いかにもボクが好きそうだしね
それに
犬童監督をして「心から感動した」と言わしめるほどのお話しはどんな映画なのか気になる
(調べてみたら テアトル梅田でレイトショー公開のようです)
(このコラム どこを探してもアップされていないので 今回はテキストを打ち込んでみました)



2011年6月23日(水) 読売新聞 夕刊 (関西) より以下転載です

映画監督 犬童一心の私的CINEMA案内
夏、恋、友情… 輝きに心から感動
 ここには夏があり、恋があり、友情があり、逡巡があり、すれ違う気持ちがあり、出発がある。
しかも、輪郭の際立ったせりふまわし、しっかりと答えの出されたカットの積み重ねがある。
 そして、何よりもどうしても撮っておきたいことがあり、世界のどこかにいるはずであろう大切
な誰かに向かって作られている。だから、ずっと待っていた映画がここにある。
 かつて強く結びついた時間を持った誰かから送られてきた手紙。世界のどことも知れぬ街の
消印がついた手紙、のような映画だ。その手紙は、ああ、まだ元気にしていてくれたんだ、と、
どこか安堵の気持ちを呼び覚ましてくれる。と同時に、今の自分を立ちすくませる力も持ってい
る。「ほんとうにいいのか?」と問いかけて来るのだ。
 大学最後の夏、映研に所属する高橋(森岡龍)は時代と状況と自分との間にうまく折り合い
を付けられない。その気持ちを題材に学生最後の作品を撮ろうとする。仲間の光浦(渡辺大
知)と莉沙(岡本奈月)に主演を頼むが莉沙は高橋の指定するラストシーンの芝居にどうして
も納得できない。なぜ彼女は納得できないのか? なぜ、うなずいてくれないのか? 答えを
求めストーリーは大きなうねりをみせながら、ラストへと向かう。
 その答えを知った時、何か大切なものを手渡されたような気持ちになる。それは、きらきらと
輝くガラスのかけらで、どこか遠い約束の地へと向かうチケットのようなものだ。心から感動し
た。小さな、豪華ではない、スターもいない、でも心を奪われる美しい輝きがある。それが何よ
りだと思える。そんな映画だ。是非、見に行ってください。
25日からテアトル梅田で公開。
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by hangzhou21 | 2011-06-23 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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