■ 冨樫

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歌舞伎を齧っていようがいまいが
「勧進帳・かんじんちょう」
これくらい そのタイトルを耳にしたことがあるでしょ?(ないかな?)
弁慶を伴い奥州へ落ちて行く義経
現在の石川県小松市にあった 「安宅関(あたかのせき)」
一行は関守・冨樫(とがし)左衛門に詮議を受ける
冨樫には 頼朝から義経を捕らえるよう指示が下っていたし
山伏に扮していることも知らされていた
この山伏一行が義経だと気付いていながら 冨樫は関を通す
そういうお話し
弁慶はもちろん義経も 日本人ならまず誰でも知っている
でも もう一方の主人公である富樫左衛門はどうだ
一体どんな人物だったのか? その後 彼はどうなったのか?
何度も見ているし そして 勧進帳を耳にするたびに そう思っていた
(あれだけ 台詞の応酬なのに... 義経なんてほとんど台詞ないしね)
(「千本桜」でもそうだけど 歌舞伎では義経ってほんま脇やねんなぁ...)
そんな疑問に応えてくれるのか?
先週の日経の夕刊で紹介されていてのを目にし
すぐに買ってしまった
「人情 安宅の関」 戸田宏明 論創社 ISBN:9784846010669
そうか~
もちろんフィクションなんだろうけど いいお話し!
“主従の関係”だけで押し続けるのは かなり説得力に欠けるけれど
それでも そこに至るまでがとっても上手く描かれていてるし
冨樫についてもしっかりその人物像が書き込まれていて
読み物としては充分に満足できます
上手いです!


実は
今日も吉野
千本桜の「鮨屋」の舞台なんですね
ふ~ん
いがみの権太は何処に...
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by hangzhou21 | 2011-06-08 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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