■ 大変なことになってしまった

クライアントと少し難しい交渉を終え電話を切ったところ
どうしたわけか
机の上に積んであった資料の山が崩れる
(その時は どうして崩れたのかわけがわからなかった)
大きな揺れを感じて
ある意味観念した
瞬間的で爆発的なタテ揺れではなく
ゆらゆらと長い周期で揺れている
その最中 人間というのはちっぽけな存在で 非力なものだと悟る
若いのから「どうしたらいいですか?」と聞かれても
「どうしようもないな 机の下にでも隠れるか...」
切迫感も無くそう答えるしかない
20階建てのビルの上のほうだから
何かが上から崩れて来るよりも 足もとから崩れる可能性が高い
すると 何に対してどう備えればいいのか わからない どうしようもない
みしみしと音がして スチール製のレールロッカーが動き出す
10分もゆらゆらと揺れていただろうか
揺れが収まり
女の子たちがコートや荷物を持って出口に向かっているのを目にして
「そうか 避難するという手もあったか...」と思う
エレベーターは停まっているだろうし 階段で降りるのか

この揺れは 近い地震ではない
どこか遠いところでの地震か...
「大きな被害が出ていなければいいけど...」
その後も余震でゆらゆらと揺れる
「ボクは残るけど 出たい人はビルの外に避難して!」と指示
窓の外を見ても 崩壊したビルも見えないし 火災の様子もない
大阪駅を発着するJRの列車 いつものように入線しては出て行く
ネットで確認すると 震源地は東北
軽い興奮状態のうちに 幾度か揺れる
会議室にTVがあるのを思い出し 見に行く
仙台市内のマンションの火災 どこかの漁港に押し寄せる津波
お台場や市原で黒煙を上げる火災 九段会館に駆けつけた救急車
ショッキングな映像
その間 あっと言う間に半時間は過ぎたのだろうか
「そうか 外出している若いのの安否を確認しないと...」

なんだか船酔いのよう
それに アタマの中の芯が鈍痛を訴える
気分が悪い
今日は締切を抱えているだけに途中で放り出してしまうわけにもいかない
(そんなどうでもいいことを思っていた)
さっき見ていたTVの映像がアタマの中にこびりついている
とんでもないことが起こってしまった
被害に遭われた方々の無事をお祈りします
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by hangzhou21 | 2011-03-11 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(2)
Commented by スールー at 2011-03-13 12:11 x
ご心配おかけしました。阪神淡路大震災を体験していない
自分にとってはかなり衝撃でした。「不気味な震動」というのが
身にしみました。怖かったです。
あと、「瞬時の判断」と「想像力」大切ですね。
Commented by hangzhou21 at 2011-03-13 13:40
■ スールー さん へ

大変な日に上京してましたね
藤田から連絡があって 彼の職場である倉庫は大変だそうです

そういえば
07年の能登半島地震のとき
今のビル ひとりで休日出勤していたんだけど
今回のように揺れたのを思い出してました

津波の恐ろしさ
原子力を扱う恐ろしさ
そして ありふれた日々の暮らしのありがたさを噛みしめています


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