■ 恋アポロ

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好きなもの
あれは確か年末だったと思うから 南座の顔見世だったか
その時から 歌舞伎のお供は「いちごが濃いアポロ
なかなか美味しくて気に入っている
あゝ 惜しいなぁ!
ボクなら「恋アポロ」って名前にするけどな...
近鉄鶴橋駅の売店にも置いてあったので 行動食にと買う


榛原(はいばら)の駅前
奈良交通の臨時バス「樹氷号」はなかなか気がきいていて
定刻にならなくても 座席がそこそこ埋まると びゅ~んと発車してくれる
途中  山頂がうっすらと白くなっている高見山が拝める
ふむ 今朝の冷え込みで樹氷がまだ期待できるのかな?
それにしても あの頂までほんまに歩けるんかいなと 畏怖心さえ抱いてしまうほど遠く高い
また バスから望む谷底を流れる水の鮮烈なまでの透明さ!
山間の山里が登山口
10数名の同乗者が吐き出される

今回は倶楽部の例会として企画したけど
幸か不幸か なんと 参加者はゼロ(ちと寂しい)
準備運動とストレッチ リースを締め上げてスパッツをつける
快晴!
気温が上がりそうだし あの山頂まで歩くなら相当汗を流しそうだとフリースは脱ぐ

杉の植生の中をえっちらおっちら高度を稼ぐ
旧伊勢南街道(紀州街道)ということで ところどころが復元された石畳
途中にいろんな謂れが書かれた説明板が目に入る
汗まみれになって ひやぁ よう歩いたと思うと 小峠
ここから直登せずに右に折れてそのまま旧街道をたどる
おだやかに開けて陽がふりそそいだり 植生の中の薄暗さだったり を繰り返し
気が付くと 大峠
ここから潅木とクマザサの急斜面を一気に駆け上がる
しかも 雪がたっぷり残ってる
それでも 途中のベンチまで これまでの調子で何とか歩いたけれど
一度ベンチで下ろした腰は容易に上がらない
温度計を見ると 南向きの斜面とはいえ 20度近いのには驚いた
よっこらしょとザックを担ぎなおして歩き始めるものの 足が上がらん
後続の若いハイカーは跳ねるように駆け上がって行くというのに...
しかし 斜面に残る雪はまばらなのに
どうしてコースには深い雪が白い絨緞のように敷き詰められているのか?
しばらくもがいていたものの
「山頂まで800m」の表示を見て カクっと切れる
ありゃ あと800mも頑張れません...
かわいた斜面に腰掛けられそうな窪地を見つけて 座り込んでしまう
ふ~ふ~ 荒い息を付き 水をごくり
そうか!わかった! こりゃガソリン切れなんや!
ザックから“恋アポロ”を取り出して 幾粒か口に放り込む 甘さが口に優しい...
エネルギーも補給したことだし
ここまで来たら歩かないと仕方ない
ヤッケも脱いで もう一度 頑張るか
すると なんてことはない!
すぐに山頂の祠 三角点もすぐそこやんか!
(ほんまあの標識は罪作りやで!)
なんとか三角点にでん!

見渡すと
おゝ 360度の眺望 快晴だしね
(でも 地図を取り出して 山を同定する気力はない)
北側の壁には ずらっと樹氷の華が咲いているやんか!
北側から冷たい風 びゅ~と吹き抜けていく
間に合ったのね...

とにかく 山頂は狭く
前からも後からもハイカーが続々と上がってきて
ザックを広げストーブを付ける場所も無い
気温はどんどん上がっているのか 枝を飾っている樹氷の花も散っていく
何枚か写真を撮って すぐに退却
直下の岩場で何とか腰を落ち着けて シーフードヌードルを美味しくいただきました
(お湯が沸くのを待ってる間に もう一度 気温計を見ると なんと1度だから 驚く!)

持ってきた軽アイゼンをつけようかどうか迷いながらも
横着をして付けずに下山開始
しまった 今度は北側の斜面だったのね...
ガチガチに凍てついたコース上の雪に手こずりながらも 一気に駆け下りる
(正直に告白すると 何度もすってんころりん! 転びました!)
途中の高見杉まで9割以上が雪の上でした

ラスト
ひなびた山里
「たかすみ温泉」でさっぱりと汗と雪を流す
帰りのバスも順次出発で なんと14時45分発とはラッキー
榛原15時26分の急行に間に合い 居眠りしてる間に鶴橋着
キレてしまうほどしんどかったけど
もう諦めていた樹氷もギリギリ見ることが出来て いい山行になりました
来年の冷え込む時期に みんなで歩いてもいいな!
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by hangzhou21 | 2011-02-26 23:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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