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■ 岬めぐり

先日
滋賀の綿向山からの帰り道
名神を走っていて かけっぱなしのCDにもそろそろ飽きて ラジオを付ける
山本コータローらがゲストで若いのに“フォークとはなんぞや”をレクチャーする番組だった
番組のエンディングには「岬めぐり」をスタジオで合唱
それにあわせて ボクも独り Qちゃんの中 大声で唄ってしまった
もうずいぶんカラオケには行っていないけど
カラオケがいまだにあれだけ流行っているのもなんとなくわかるなぁ
恥も外聞もなく 大声で唄う
確かに 楽しいしストレス発散になります!
おかげで たった一曲なのに治りかけていたノドの調子が...

♪ あなたがいつか話してくれた~
  岬を僕は訪ねて来た
  二人で行くと約束したが
  今ではそれもかなわないこと

♪ 岬めぐりのバスは走る
  窓に広がる青い海よ
  悲しみ深く胸に沈めたら
  この旅終えて街に帰ろう

この曲の岬はどこなのか考えたことがある
襟裳岬なのか 積丹の神威岬なのか そんなことないよね 伊豆かな?
でも 結局 思い当たる そんなのはどこでもいいのだと
聞いている人 一人ひとりが自分の胸の中でこの岬だと思えばいい

こないだの夜汽車では
「花嫁」を思い出していた
いまどき 夜汽車に揺られてお嫁に行く人も まぁ いないだろうけど...

♪ 花嫁は夜汽車に乗って嫁いで行くの~
  あの人の 写真を胸に
  海辺の街へ
  
♪ 命かけて燃えた 恋が結ばれる
  帰れない 何があっても
  心に誓うの~

それから連想して「瀬戸の花嫁」だから
ボクも相当おじさんですね


「寝台急行「昭和」行」関川夏央 日本放送教会出版 ISBN:9784140813843
残念ながら 想像していたお話しとはちびっと違ったけれど
面白く興味深く読ませていただきました
著者が鉄道を愛していること ノスタルジィを感じていること
(でも それをかなり恥ずかしいことだと思っていること)
そんなことが 滲み出ていましたね
正確で安全で早くて便利で楽がいいんだけど
それでは 味も素っ気もない 
正確で安全なのは その通りだから そのままだけど
早くなく便利でもなくある意味苦しい それが昭和の汽車の旅だった
そういう 今ではもうない 無いものねだりなのかなぁ...
東京から下関を経て 朝鮮半島から中国へ入り 満州里からシベリア
モスクワ ベルリンから パリ そしてロンドンへ至る “欧亜鉄道”
一度は乗ってみたかった
飛行機なら ロンドンまでわずかに10数時間
それを 汽車に揺られて2週間以上かけ ユーラシア大陸を駆け抜ける
それを 夢があってロマンチックだと思うんだから
やっぱりボクも“鉄ちゃん”入ってます はい
by hangzhou21 | 2010-05-02 21:55 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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