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■ 旭輝黄金鯱

先週
国立劇場で拝見したのは「旭輝黄金鯱」
ちゃんと予習していなかったけど
期待以上に面白く 歌舞伎のお話しらしく荒唐無稽なところもあり
きっちり楽しませてもらいました
(もちろん ところどころ“撃沈”していたけど...)
このところ ようやく入門から初心者程度にはレベルが上がったので
芝居を観ながら「この役はこの役者の方がいいかな」とか「これは当たり役やな」とか
ほんの少しだけわかるようになって来た(かな?)

今回は 松也が良かった
なんか 今までの松也は窮屈そうだったけど この日はのびのびとしていた
男寅は声変わりにもめげず立派な舞台
亀蔵もまずまず
逆に 菊之助は 大活躍だった割にもうひとつのように見えたのは気のせいかな?
菊之助 海老蔵 染五郎
今後30年 間違いなくこの三人は歌舞伎の世界を引っ張っていく
だから いつでもどんな芝居でもオーラを出して輝いていて欲しいな

しまった
最後に手拭撒きがあるなら ムリしても一階席にすれば良かったか...
二階にも幾つかは投げ入れてくれたけどね

    ×   ※   ×     ×   ※   ×     ×   ※   ×

左ひざ
一昨日 昨日に較べると ぐっと落ち着いてラクになった
もっとも 気は抜けない
今朝のように雨が降って滑りやすい環境だと 少しバランスを崩しただけで命取り
慎重にゆっくりと歩みを進める
まるで 両足首に何十キロの重石を付けているようなもの
今後 一週くらいはしっかりテープをして 念には念を入れることにしよう!

昨日のこともあって
幾つか連絡を取って善後策を講じ
クライアントへはアタマを下げに行く
ほんま どうにかならんか ならんよね きっと...
結論を云えば
折角の素材をボクは育てきれなかったってことかな
もしも ボク以外の誰かの下に配属されていたら
この若いのも もっと違った成長を見せていただろうに...

    ×   ※   ×     ×   ※   ×     ×   ※   ×

小難しい「お水取り」の本をなんとか読み進める
これはボクのような入門者以前の門外漢が頁を繰るような本ではなかった
それでも
東大寺のお水取りは
深夜に燃え上がる松明が廊下を駆け上がるだけの行事ではなかったのだとわかった

で 次は
「海角七号 君想う、国境の南」(藍弋豊 徳間書店 ISBN:978419-8628673)
先日拝見した映画のノベライズ
ディープ佐野(仮名・いつもの佐野・仮名さんとは別人)さんからお借りした本
映画では端折られている背景がよくわかり
エピソードもいろいろと盛り込まれている
この映画をご覧になってから もっとこのお話しをよく知りたいという方にオススメ
映画を観る前に読まれてもいいかもしれません
いずれにせよ すぐに読めます

その次は
「柳と月」(柳広司 理論社 ISBN:9784652086315)
これね 買ってからしばらく“積読”だったお話し
「ジョーカー・ゲーム」と同じ作者なのかと思ってしまいますが
ひょっとしたらこの人「ジョーカー~」の方が異質なのかもしれません
昨年は中島敦の生誕100周年ということでフェアがあったりしたことに関係しているのか
「山月記」のその後が割りと抑制が効いたというか軽々と描かれています
伏線もそれなりにしっかりしているけど
謎解き(?)にはかなりの漢詩の教養が必要かな
(そういえば 高校時代の漢文は得意やってんけど 遥か彼方のことです)

ソウルへ出かける前に読もうと
ようやく順番が回ってきたのが
「半島へ、ふたたび」(蓮池薫 新潮社 ISBN:9784103165316)
まだ数ページしか読んでないけど
事前の予想よりも軽い感じ これならすぐに読了できそう!

順番を待っているのが
見つけてそのまま買ってしまった万城目学の新作
「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」(ちくまプリマー新書 ISBN:9784480688262)
前作で裏切られてしまっただけに 今作はどうかな?
その他 いっぱ~い待ってる本があるのはほんまに困ったものです
時間が欲しいよ~!
by hangzhou21 | 2010-01-28 23:59 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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