■ 「青が散る」

「春の夢」「錦繍」と続いた 宮本輝シリーズ
とうとうラストは「青が散る」
この本は単行本が出て(82年)すぐに読んだから
表紙のイメージが色濃く残っている
文庫化されたのはもちろん TVドラマ化もされたので 知っている人もいるいはず
(もちろん ボクはTVドラマは見ていないけど...)

読み始めて「そうそう...」と思い出すのはこのシリーズの特徴
改めて思い出すのは このお話しは“青春小説”なんだけど
実はやっぱり“スポーツ小説”なんだなぁ... そんなこと
何度か出てくるテニスの試合 その描写には思わず読まされてしまう
かなりテニスに打ち込まないとここまでは書けないだろうなぁ
サッカーもアメリカンフットボールもそうなんだけど
やっぱり テニスもメンタルが重要 モメンタムが大切なんだ!
人間がするんだから 当たり前なんだけど
ポンクとのゲームで 主人公がアタマの中で確立を計算する
これって 凄いことだと思う 確立を考えながらプレーを選択するのか!
でも
これは戦術だから 意識するかどうかの問題で ある意味 当たり前なのかな?

ボクがBOOK-OFFで買った「青が散る」
文春文庫で文庫化された初版
本そのものはカバーも含めて綺麗なんだけど 本文の紙が結構焼けている
ページを繰って読み進めながら
この本がいったいどんな人のどんな書架に刺さっていただろうかと 思いを巡らす

そうこうするうちに
ラストの50ページほどを残して門戸の駅に着いてしまう
もやもやっとして
食事を終え 寝床に入ってからもう一度開く
布団に入っても読んでしまうというのは久しぶり
ラストはちびっと拍子抜けなんだけど しっかり読了
う~む 20数年の時を超え ボクも少し青春を思い出してしまった...
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by hangzhou21 | 2009-11-16 22:59 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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