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■ 危険な関係

平日にお休みを取った水曜
明け方から窓ガラスを叩く激しい雨で目が覚める
まぁ こんなものかもしれない
この豪雨の中 長野へバス旅行へ出かける母親を集合場所までQちゃんで送る

少し前なら
休みを取れば時間を惜しんで せっせとスクリーンに通っていたものだけど
今はそんな元気もない
パソコンの前に陣取って 貯めこんでいたあれやこれやを済ませる
本館「杭州飯店」の更新が滞っているのはもちろんだけど
数週前には 半年の利用がなかったので掲示板が消滅してしまっている(とほほ...)
ドメインの継続使用料やら サーバーやら
サイトの維持費もそれなりに掛かるものやねんなぁ 仕方ないけどね

一向に雨が上がる気配も無く
和歌山では 明方に観測史上の記録を更新する集中豪雨だとか
ここ数年どころか 今年は特に異常な雨が多い
被害が出ませんように...


「錦繍」
記憶の中では 蔵王の“ドンコ沼”だったけれど 実は“ドッコ沼”
ほんま あやふやなものやねんな ヒトの記憶は
そして 青いと思ってしまう
「なんやねん この二人の青さは!」と心の中で毒づきながらも
次々とページを繰ってちまうのは 結局 宮本輝の術中にはまっているのだろう
それにしても
一度 蔵王の“ドッコ沼”やダリア園を歩いたり
ロープウェイに乗ってみたいもの

何かで この「錦繍」
フランスのラクロという作家の「危険な関係」というお話しを参考にしていると知った
(もっとも 今となっては 参考とは その往復書簡という形式だけのものだったけれど...)
岩波文庫から出ているけど 当時は絶版で手に入らない
(今は 映画化されたこともあって 岩波文庫(ISBN:9784003252314)が復活しています)
図書館で 何かの全集に収められていることを教えてもらい
重たいその本 そのまま借り むさぼるように読んだ
手紙という 古典的な手法で綴られる上流階級の色恋
「あかんあかん!」と心の中で叫びながら...
(お話しの内容はメロドラマで そのまま韓流TVドラマやったけど...)

かなり昔に読んだお話しをもう一度紐解く
ほんと
いろんなことを思い出すものです
さぁ
次は「青が散る」
by hangzhou21 | 2009-11-12 23:59 | けんちゃな日記 | Comments(0)


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